フィジー戦をどう捉えるか。国内最終戦、勝利で飾れず1勝4敗で終える | ラグビージャパン365

フィジー戦をどう捉えるか。国内最終戦、勝利で飾れず1勝4敗で終える

2023/08/06

文●編集部


6日、ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ・パシフィックネーションズシリーズ」フィジー代表と対戦し、12-33で敗れ、7月から始まったワールドカップに向けた国内5連戦を1勝4敗で終えた。

チームは1週間レストに入る。最終スコッドは15日に発表され、ワールドカップ本戦前の最後のテストマッチで26日(日本時間では27日)イタリア代表と戦う。

前半7分でラピースにレッドカードが出され退場

前半7分でラピースにレッドカードが出され退場



サモア代表戦に続き、この試合でもFLピーター・ラブスカフニがレッドカードが出され14人で戦うことになったジャパン。格上のフィジーを相手に、なかなか敵陣に入ることすらできない状況が続いたが、後半28分、長田智希のビッグゲインからようやく敵陣に入ると、フィジー出身のWTBジョネ・ナイカブラがトライ。

CTB長田智希の突破

CTB長田智希の突破



さらに37分、同じくフィジー出身のセミシ・マシレワがトライを決め2トライを返して試合を終えた。




セミシ・マシレワがトライ

セミシ・マシレワがトライ

0-28という劣勢の中、14人で疲労もピークになる状況の後半残り10分で取りきったトライは、ジャパンとしての底力と強いメンタルを証明した。結果につながらない部分がもどかしい部分もあるが、ワールドカップ本番まであと1ヶ月。ここでの苦い経験が9月に活かされることに期待したい。

後半から出場のCTB中村亮土。インパクトをしっかり残した。

後半から出場のCTB中村亮土。インパクトをしっかり残した。



試合を終え、ジェイミー・ジョセフHCが戦いを振り返った。

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