現地6日、ラグビー日本代表は初戦のチリ戦にむけ2日目の練習を行った。練習後、ジェイミー・ジョセフHCとは選手とコーチとのしての関係だった、リキ・フルーティコーチ、LO/FL ジャック・コーネルセン、CTBディラン・ライリー(埼玉ワイルドナイツ)の3人が定例会見に登場し、取材に応じた。
リキ・フルーティコーチ
私は2012年から2014年までリコーでプレーをしていましたが、日本人の選手たちを見て感じたのは、彼らがとてもスキルが高いということでした。彼らは当時から多くの時間をトレーニングフィールドで過ごし、技術を習得していました。それは日本代表でも同じことが言えて、彼らはとてもスキルフルです。
自分たちがフォーカスしている部分は、判断力をしっかりとつけていくことです。プレッシャーのかかる中で、しっかりといい判断をして遂行できるかというところを重要だとおもって教えています。
もう一つ重要なスキルとしては、スペースを見てスペースをアタックする能力を持つということで、これは選手たちに本当に習得してほしいと思っていて、特にBKのトレーニングの多くはそこにフォーカスしています。
――日本代表をコーチングしたいと思ったきっかけは
自分がプロのコーチとしてのキャリアを始めたときに、ハイランダーズで5年間コーチとしてスキル、アタック、ディフェンスを教えていました。そこからたくさんの経験を積んできた部分もありますし、ジェイミー(・ジョセフHC)とは2003年のときには自分は選手で、ジェイミーはコーチという関係でした。
ジェイミーから(コーチの)話をいただいたときは、ワールドカップに出場し、優勝するためにワールドクラスの選手たちをコーチできることにすごくわくわくした気持ちでした。
――ヨーロッパでプレーした経験が日本代表に役立てることは?