25日、ワラビーズに4点差で惜敗したエディージャパン。リーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)はNO8で先発。豊富な運動量で存在感を見せた。自身90キャップ目を果たしたが「キャプテンという立場じゃなかったので、やりやすかった」と一言。
NO8リーチ マイケル
――試合を振り返って
勝てる試合だった。もちろん勝つ準備でやってきて4点差で、あと10分くらいあった。そこでどうスコアするか。あと一歩でした。ものすごくチームとして良い経験できたかな。毎回、毎回、負ける試合で経験につながる話をしたが、本当にそう思います。

リーチ・マイケル
――チームとしてタックルが良かった
ハードワークして、初っぱなからハードなタックルやって、前に出てタックルしてタックルして、ゴール前でも何フェイズも相手を抑えた。(それでもトライを取られたので)ゴール前の1m近辺は強化しないといけない。そこは自分たちの課題かな。グラウンディングさせない(ディフェンスの)作り方とか。ゴール前タイトなところでオフサイドもあったし、イエローカードもあった。そこは強化しないといけない。

――前半、オフサイド多かったが
自分たちの練習を見直して規律の部分をもう1回見直さないといけない。せっかく良いディフェンスしているのに(相手の)アドバンになってしまう。今日の試合負けて、どうやってもっと良い練習できるか考えます。
――前半はアタックのブレイクダウンでプレッシャーを受けた
相手のゲームプランが自分たちのボールを遅らせる、自分たちのオーバーする選手を邪魔するプランだったかな。自分たちのテンポがでなかった。そこも見直さないといけないかな。1週間通して(アタックのブレイクダウンの練習を)ずっとやってきたが、試合になって足りなかった。

――後半はブレイクダウンよくなりボールが展開できた
相手が疲れてきたり、自分たちの意識が変わったりした。それが事前にわかっていたが、最初からやないといけない反省はあります。
――こういう試合を勝ちきるには
残りの10分で、どうやってスペースにボールを持っていくか。スキル一つ一つの大事さ(がわかった)。モメンタムは絶対こっちにあって、ファンの応援もあって、もう少し継続すればトライを取れた。
――ギャリー・ゴールドディフェンスコーチが就任して何が良くなった
シンプルになった。日本の選手、賢いし、だいたいのディフェンスシステム一緒です。シンプルに考えればできる。とにかく上がって、上がって、タックルは2人で止める。

――ワラビーズ戦、過去、最小得失点差でした
勝たないといけない試合だった。選手一人一人もコーチも自分たちの可能性が見えてきた。ファンの方々にも日本代表の可能性を見せられた。あと一歩のところで勝ちきらないといけない。でもワールドカップ2年前にして、多くのファンの前でこういった試合できて(来年は)もっと楽しみになると思う。来年も応援よろしくお願いします。
――エディーは後半のようなゲームを最初からやって南アフリカを倒したいと言っていたが
走り勝つのは日本代表のスタイルなので、前半の立ち上がりの10分、20分、40分、残りの20分、30分、スコアが小さくなれば、自分たちのアタックもっと頑張る。前半の持って行き方が大事になる。
――2人目の90キャップとなりました。
特別な思いもなく、キャプテンの立場じゃない90キャップ、すごくやりやすかった(笑)。1週間通して、コイントスしなくていいし、キャプテンがやらなくていけないことやらなくていいので。
――個人のプレイを振り返ると
後半17分で時計見て、すごくバテていて、そこでどうやって踏ん張って元気になるか、帰って考えます。まだまだ成長できると思うので頑張ります
――相手のキックに下がってハイボールキャッチはプランでした?
プランでもあったし、本当は(ハイボールを)取らないといけない。ゴール前のディフェンスとジャンプ力を強化しないといけない。


