15日、ラグビー日本代表、FWは関東合宿3日目、浦安D-Rocksと合同練習を行った。PNCではディフェンスリーダーを任され、オータムキャンペーンでも引き続き任されているFL下川甲嗣（東京サントリーサンゴリアス）が練習後取材に応じた。
下川甲嗣
FW、BK分かれて合宿して、FWはよりセットプレーに集中してキヤノンさんとD-Rcoksさんの胸をかりて、いいところも悪いところもいいレビューができると思います。PNCを振り返ってもやっぱりFWとしてはセットプレーでマイボールをキープする精度の高さというところがまず攻撃の起点になるので、次の対戦相手に対してもより精度が求められると思っています。
――収穫と課題
ラインアウトでは自分たちのジェネラルのスキルミスがあってしまってい、相手どうこうというよりそうした小さいミスをなくしていくということが一つ。
――別チームと練習をやること
チーム内でやるというのは相手がやってくることもある意味わかった状態でやるので、そういう練習も実にはなるんですけど、相手が何をしてくるかわからない状況で、一本ラインアウトをやって次の一本どう修正していくかとかメリットですね。
3日目は浦安D-Rocksとの合同練習だった
――昨日ラインアウトモールでやられてしまった部分もありましたが
昨日練習後のレビューミーティングでも細かいところは確認しました。
――スクラムでうまくいっているとき
セットアップでブレがない場合とか、FLとして感じるのはそういうときですね。いいスクラムを組めた後、どう組むか。一喜一憂せずに次の一本同じスクラムを組めるか。そこが大事だと思っています。
――これからレギュラーポジションをつかむために
ボールキャリー一つでも、一歩でも前に出たり、質のところ、一つの仕事をしっかり終わらせる精度のところを上げていきたいです。よりチームに必要だと思われる選手になりたいです。
――PNCの時はディフェンスリーダーを任せられているといわれていましたが、この秋シーズンは？
引き続きやっています。
――リーダーとしてPNC最終戦フィジー戦はどう振り返りますか
フィジー戦は少し崩れ始めたときに自分たちで焦ってしまって後手に回って慌ててペナルティーを犯してしまったり、誰が一人が前に言ってしまってコネクションを崩してしまったりしていました。完璧なディフェンスというのはないと思います。少し食い込まれたり、ゲインされたときにもう一度自分たちのシステムに戻れるかというところと一人目、二人目のタックルの精度はもっと上げていかないといけないと思います。
ーー昨年のワールドカップを経験したからこそ今に活きていることは
日本代表自体もかなり若いチームだと思いますし、一人ひとりがどこかの部分でチームをリードしていかなければならない。僕はディフェンスという部分で任せてもらっているので、その部分では自分の仕事を果たしたいですね。
