15日、ラグビー日本代表は、9月から開幕するワールドカップ2023・フランス大会のスコッド30名を発表した。チームのキャプテンを務めるのは姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)。副キャプテンは流大(東京サントリーサンゴリアス)が務める。メンバー発表後に、この2人と前回大会のキャプテン、リーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)と昨年キャプテンを務めていた坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)の4名が記者会見に登壇した。
姫野和樹キャプテン「自分の持っている情熱、愛情、自分なりのリーダーシップをチームへ」
流も言いましたけど、落選した選手も中にはいるので、そういった選手の思いだったり、ファンの皆さんの思いだったり、たくさんの期待を感じながら、さらに楽しみながらワールドカップでプレーしたい。
――キャプテンはいつ決まったのか。経緯を教えて下さい。
ジェイミーから、トンガ戦あたりに打診を受けました。流大と一緒にキャプテン、副キャプテンとしてやってほしいということを伝えてもらいました。そのときに感じたのは、自分のリーダーシップというのが、代表には必要なんだということでした。ジェイミーもそれを期待しているということだったので、自分の持てる情熱、愛情、自分なりのリーダーシップというものをチームに注ぎ込んで引っ張っていきたい。
――国内での試合は結果がでませんでしたがどの点が課題ですか
ラグビー的なところはもちろん花壇がまだありますしこれからは本当に生きるか死ぬかの戦いになってくると思うので、そこで自分たちがいきていくために残りの時間をチームしてしっかり過ごすことが大事だと思います。最後にまだイタリアとの試合が残っているので、そこで自分たちのパフォーマンスを見せられるようにしたい。
――ワールドカップの目標
優勝です。
――ジェイミーHCが日本代表のヘッドコーチとしては最後。2019年も一緒に戦ってきたスタッフともこれが最後になるかもしれない。今の心境は。
…。ただやるだけです。もう今までやってきたこと、自分たちのもっているもの、それをただやるだけです。しっかり自分たちの目標に対して、信念を持って自分たちを信じて、仲間を信じて戦いきる。
――フランス大会の位置づけ
ラグビー選手として夢の舞台ですし、最高の舞台だと思います。自分の夢を叶える場所だとも思っています。ラグビーを日本の国技にしたいという夢があるので、優勝して、日本にはラグビーが必要だ、ラグビーが強い、そうなるようにしっかり活躍することがすごく大事だと思っています。
――前回大会のチームとの違い
坂手さんと同じですが、若い選手がすごく出てきているということと、ジェイミー体制になってから本当に長い時間を過ごしてきているので、ラグビーのクウォリティもかなり良くなっていると思います。
流大副キャプテン「優勝…僕らはそれをする準備できています。見ててください」
(ワールドカップスコッドに)選ばれてもちろん光栄ですし、責任を感じています。一番思うのは選ばれなかった選手たちの努力を絶対無駄にしないように、僕たちが結果を出すしなかと思っています。
――副キャプテンとして
チームを引っ張っていくのは姫野だと思いますが、あんまり頼りないんで、僕がサポートしながらやっていくと思うんで、皆さん期待してください。(姫野は)責任感がめちゃくちゃ強いので、多分考えすぎることがいっぱいあるんで、そこをうまくなにかリラックスさせながら、僕なりのリーダーシップをとって、お互いやっていけたら一番いいリーダーシップになっていくと思います。