日本代表・浦安合宿始動!ジョセフHC「2度目のキャンプでピークに持っていく」 | ラグビージャパン365

日本代表・浦安合宿始動!ジョセフHC「2度目のキャンプでピークに持っていく」

2023/06/12

文●編集部


9月7日から開幕するラグビーワールドカップ2023・フランス大会に向けて、ラグビー日本代表が千葉県浦安市で強化合宿をスタートさせた。練習後取材に応じたジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「多くの選手が3週間から6週間の休みを過ごし、リフレッシュした気持ちで臨んでいる。良いスタートが切れた」と話した。

ジェイミー・ジョセフHC

ジェイミー・ジョセフHC




――合宿がいよいよスタートしました。


ジョセフHC 多くの選手が3週間から6週間の休みを過ごしましたので、非常にリフレッシュした気持ちで臨んでいると思います。良いスタートが切れた。昨日のテストの結果、チームの90%以上は、私たちが選手に求めていた目標に達していました。良いコンディションでない選手もいますし、中にはケガをしている選手もいますが、選手たちは本当に自信を持って、2つのキャンプに参加し、PNC(パシフィックネーションズカップ)に臨むことになります。

(今回の合宿の狙いは)W杯まで約100日と迫ってきました。だから、この1週間は本当にチームの結びつきと、ストレングスとパワーに焦点を当て、私たちのやり方を再確認し、チームが再びコネクトできるようにします。

(チームをどう仕上げたい?)W杯の決勝トーナメントに進むためにはまずベスト8に進出しなければならない。ベスト8に進出することが最初の目標で、それが前回で実現し、世界に私たちが十分な力を持っていることが証明された。そこからさらにもう一歩踏み出す必要があります。

――合宿でのチームづくりや戦術、どのような割合で


3つのキーポイントがあると思います。最初の2週はフィジカルなコンディション。ワールドカップまでまだ日にちがあることを考えると、2度目のキャンプでピークに持っていくことをコーチとしてはプランニングしています。オーストラリアから素晴らしいコーチにきてもらったので、彼にはワールドカップに向けたメンタリティを担当してもらいます。素晴らしい経験を持っています。これが2つ目のポイントです。それから自分たちのゲームを成長させ、選手全員がそれを理解していくことです。


――4年前と比べると準備期間が短いが


コーチとしては与えられた環境でやるべきことをやる責任があります。準備というところでいけば、7月の末、パシフィックネーションズカップが終わる頃には十分な準備ができていると考えています。前回のW杯の時は、選手の大半はスーパーラグビーに参戦していて、半年間週末は世界中で試合をするというタフな環境にありました。それが今との違いです。


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