7日、NDS(ナショナルデベロップメントスコッド)として、追加招集されたCTB梶村祐介(キヤノン)がオンライン取材に応じた。今シーズンからキヤノンへ移籍し、さらにプロ選手として契約。自身のプレーの幅を広げることでさらなる成長へ挑んでいる。代表で生き残るために常に高いパフォーマンスを出し続けたいと話した。
実戦に近い練習が増えてきて、コンディションもすごくいい状態だった
――NDSとして追加招集された今の思いは?
今回、正直、最初の段階で呼ばれなかったので、秋は代表に帯同するのが難しいと思っていましたが、所属チームで合宿終えたところで呼ばれて、NDSとして参加することになった。代表は2019年以来だったので楽しみです。
――CTB陣は競争が厳しいですが……
今まではボールもったときのランニングや接点でアピールしたいなと思っていましたが、一つ二つのポジションしかできないと使いづらいし、15人の計算に入らないと感じていたので、昨季からキックのところ練習を積んでいて、この2日間はいいアピールが出来たと思います。キックのところは自分の中で意識して合宿には入っています。
――キヤノンでも代表でも田村(優)と10、12番を組むことになるが感じるものは?
優さんが10番で、自分が12番に入ることが多いが、10番と同じような役割を要求されて、自分のレベルでは上手く対応できていない。もっとゲームを理解する部分を10番と同じレベルにしないといけない。
昨季、キヤノンでは(小倉)順平さんが15番で、2人でゲームメイクしていましたが、その間に入って、よりFWをオーガナイズしたり、10番をサポートできたりできると思うので、そこはもっと連携してやっていきたい
――キヤノンに入って今はどういう状態ですか
来週から練習試合の予定だったので、徐々にコンタクトのレベルもそうですし、実戦に近い練習が増えてきた。菅平キャンプも行っていましたし、いつでも試合ができる状態にいました。コンディションとしてはすごくいい状態で臨めているので、いいタイミングで呼んでいただいたと思っています。