梶村祐介、再び代表へ挑戦「パフォーマンスを安定させて信頼を勝ち取る」 | ラグビージャパン365

梶村祐介、再び代表へ挑戦「パフォーマンスを安定させて信頼を勝ち取る」

2021/10/07

文●編集部


7日、NDS(ナショナルデベロップメントスコッド)として、追加招集されたCTB梶村祐介(キヤノン)がオンライン取材に応じた。今シーズンからキヤノンへ移籍し、さらにプロ選手として契約。自身のプレーの幅を広げることでさらなる成長へ挑んでいる。代表で生き残るために常に高いパフォーマンスを出し続けたいと話した。


実戦に近い練習が増えてきて、コンディションもすごくいい状態だった

――NDSとして追加招集された今の思いは?


今回、正直、最初の段階で呼ばれなかったので、秋は代表に帯同するのが難しいと思っていましたが、所属チームで合宿終えたところで呼ばれて、NDSとして参加することになった。代表は2019年以来だったので楽しみです。


――CTB陣は競争が厳しいですが……


今まではボールもったときのランニングや接点でアピールしたいなと思っていましたが、一つ二つのポジションしかできないと使いづらいし、15人の計算に入らないと感じていたので、昨季からキックのところ練習を積んでいて、この2日間はいいアピールが出来たと思います。キックのところは自分の中で意識して合宿には入っています。


――キヤノンでも代表でも田村(優)と10、12番を組むことになるが感じるものは?


優さんが10番で、自分が12番に入ることが多いが、10番と同じような役割を要求されて、自分のレベルでは上手く対応できていない。もっとゲームを理解する部分を10番と同じレベルにしないといけない。

昨季、キヤノンでは(小倉)順平さんが15番で、2人でゲームメイクしていましたが、その間に入って、よりFWをオーガナイズしたり、10番をサポートできたりできると思うので、そこはもっと連携してやっていきたい


――キヤノンに入って今はどういう状態ですか


来週から練習試合の予定だったので、徐々にコンタクトのレベルもそうですし、実戦に近い練習が増えてきた。菅平キャンプも行っていましたし、いつでも試合ができる状態にいました。コンディションとしてはすごくいい状態で臨めているので、いいタイミングで呼んでいただいたと思っています。


――キヤノンでも、日本代表でも12番がファーストチョイス? 
ただ初日13番に入ったりとか、ケガ人出たら11番14番もカバーしていかないといけないが、言われたポジションをやっていきたい。ただ代表狙うなら12番、12番をターゲットにしていきたい。


――久しぶりに来た日本代表で変化を感じますか?


僕が代表に関わっていたのは2年くらい前なので、多少の変化はありますが、求められていることはあまり変わらない。12番なのでDFの部分、あとは10番と同じような役割を担えるか、その2点が重要だと思いますし、そこが求められているというのは、以前とさほど変わらないと思います。


試合のファーストプレーが悪い時、そのまま引きずってしまう・・・取り戻せる準備もしたい

――春は何を課題にトレーニングにしていた?


自分の弱い部分の一つとして、パフォーマンスが安定しないところがある。いい試合があったり悪い試合あったりするとスタッフは使いづらい。そこを改善するためにトレーニングの前に準備したり、練習の前に目的を持って取り組んだりとプレシーズンずっと意識していた。練習の中、パフォーマンス上下が少し減ってきている。社会人になって、1シーズン、しっかりとフルで戦ったことが1度もないので、新シーズン、試合数が増えるので、1シーズン、フルで出続けてパフォーマンスが安定すれば評価が変わってくるかなと思います。

(パフォーマンスが上下する理由は)自分としてはファーストプレーで決まると思っていて、試合のファーストプレーがいいときはその後もいいし、悪いときもそのまま引きずってしまうと自分でも感じている。ファーストプレーを大事にしたいと思います。ただ試合の中で、ファーストプレーが上手くいかないときもあるので、その時、(メンタルも含めて)取り戻せる準備もしたいと思います。


――12番には中村亮土さんもいます


僕と亮土さんはタイプもキャラクターも違うので、同じスタイルになろうと思っていない。僕はアタックの選手なのでアタックで輝きたいと思っています。亮土さんが、どの試合でもある程度のパフォーマンスを発揮している部分は見習わないといけないと思っています。自分の良さを出しつつ、パフォーマンスを安定させて、そこで勝負していきたい。


2年前と違う自分を見せたい

――キヤノンでプロ選手となりました。改めて移籍した経緯を?


今の自分に必要なのはゲームタイムだと思っていて、試合に出られない期間、この2~3年経験してきて、それを試合でもっと発揮したい、1シーズン戦い続けたいと思い、移籍という道を選びました。


――23年W杯に向けて


もちろん一つのターゲットであることは間違いないですし 所属チームで出ないと代表が見えてこないのは当たり前で、昨季、サントリー出ていないので代表に選ばれなかった。キヤノンで1シーズン出続ければ、自分の評価が変わってきて、信頼が得られると思っているので、まずは所属チームで結果を出したい。


(NDSに呼ばれたことは)想定していなかったとうか、こういうタイミングで呼ばれると思っていなかった。ただチャンスをいただけたので、練習の中でいままで準備してきたことと、2年前とは違う自分を見せられたらと思います。


――キヤノンの沢木さんからは何かアドバイスをもらった?


自分の意識もそうですが、練習の身近に(田村)優さんがいるのは、自分の中では大きくて、代表でも頭一つ二つ抜けている。そういった姿を間近に見られて、頼れますし、アドバイスを受けられる環境が自分の中では大きいかなと思います。

(沢木)敬介さんからは「自分のパフォーマンスがブレブレのところ、良くないときは本当に良くない。いいときはいい。そこを直せば評価されるし、仲間からも信頼される」という言葉をいただき、それは自分の中で印象に残っています。



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