新生エディージャパンでは積極的に若手選手が起用されている。29日行われたマオリオールブラックスとの一戦でも選手層に厚みをもたせるべく、フロントローで帝京大学2年の森山飛翔がリザーブで登場した。
菅平合宿に招集された時、1年時、在籍する帝京大学でもほとんどAチームでの出場機会がなかった森山はびっくりしたという。それでも与えられたチャンスを活かしたいという気持ちと、トップレベルで学んだことを帝京大学に持ち帰り選手権優勝のために貢献しようという気持ちで菅平へ向かったという。
そして勝ち得たトップレベルでの強化試合のジャージ。相手はマオリオールブラックスだった。試合を終え、この試合から得たもの、そして代表活動を通じて成長できていることについて話を訊いた。
PR森山飛翔
やっぱり悔しいですね。(ピッチに出たときは)すごいわくわくな感じがあって、人生始めてのナイターでした。勝ちたかったので悔しさが残る試合でした。
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今週はずっとスクラムのところをしっかり組めるようにならないといけないというのはずっと言われていました。そこをずっと頑張ってきて、今週火曜日なんてほとんどスクラムを組めないくらいだったんですけど、そこからちょっとずつやってきて、今日の試合では、若干良くない部分も出たんですけど、今週最初の自分から見るとすごくいいスクラム組めたと思います。
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オーウェン・フランクススクラムコーチから学んだ教えとは・・・
――オーウェンコーチからはどんなアドバイスを
スクラムに対して自信を持てとずっと言われています。ちゃんと組めたら強いスクラムが組めると。あと細かいスキルの部分では、自分にチェックポイントを作れと言って頂いています。自分がやる動作に対して、一つずつプロセスを大切にするというもので、それをやってから結構いいスクラムが組めている感触が今あります。
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――どういうところをチェックポイントにしていますか?
最初に左足をさげるところで左足をしっかり強く踏んで右足に乗りながら、肩を使ってバインドするということを、実際口には出さないですけど、頭の中で言いながらやると結構いい感触があります。
――このシニアレベルで練習を積み重ねていて感覚としてはどうですか?
毎回毎回の練習で、求められていることがはっきりしていて、それができていたかというリフレクションをいただいているところは全然違いますね。
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――今感じている課題は?
やっぱりずっと伸ばしていきたいと思っているスクラムですね。為房さんが出ていた時間帯のスクラムと自分が組んだスクラムでは全然違うので、そこのレベルを同じクウォリティでスクラム組めるようにまずしないといけない。アタックのところではもっと余裕を持って、プレーを一つに絞るんじゃなくて、選択できるようになりたい。