6日、ラグビー日本代表はフィジー代表とのテストマッチを東京・秩父宮ラグビー場で行った。9月に開催されるワールドカップに向けた国内のウォーミングアップマッチは最終戦。結果は12-33で敗れたが、ジャパンは前半開始早々に1人少ない状況となり、さらに0-28とメンタル的にもきつい状況で2つのトライを返した。決めたのはいずれもフィジアンである、ジョネ・ナイカブラとセミシ・マシレワだった。
2人にとっても母国とのテストマッチ、特別なものに感じたことは間違いない。試合後、二人に話を聞いた。
ジョネ・ナイカブラ
母国からトライをとることができて本当に興奮しています。とても感情的になりました。僕はフィジーに育って、誰もがフィジー代表になりたいと思って育ってきました。そういったチームと戦えたことは、本当に自分にとって特別な思いでした。結果はとても残念だけど、これからもよりハードに仕事をしていかないといけないと思っています。
――とてもチームにフィットしてきましたね。
はじめの頃に比べて自信がでてきました。ジャパンラグビーの戦術も理解できてきています。これからはより規律だったり、キックの精度、よりお互いに選手同士の理解を深めてベストを尽くしていきたい。
――はじめの頃とどういう部分で改善されているのですか?
改めてジャパンでのラグビーを楽しめていることかな。
――これまで5試合に出場していますが手応えは
自分にうまく対応できているんじゃないかと思います。自信もついてきましたし、引き続きハードワークしてベストを尽くしていきたい。