15日、オールブラックスXVとの強化試合に挑んだラグビー日本代表。SO李承信の2つのPGと前半25分にFB松島幸太朗のトライで一時は逆転するも、自分たちのミスや、アンストラクチャの状態からその後2つのトライを決められ13-29で前半を終えた。後半に入るとさらに2つのトライをきめられ26点差まで広げられると、ジェイミー・ジョセフHCはSH流大、CTB長田智希、HO坂手淳史を投入した。
「あんだけ点差があったので攻めるしかなかった」(流大)のように、リザーブプレーヤーがインパクトプレーヤーとしてもう一度チームにエナジーをもたらした。流大がジャパンがやりたいアタックのリズムを取り戻すと、ゲインラインを突破。
CTB長田智希も縦の突破でディフェンスを翻弄すると、FWアマト・ファカタヴァ、ジャック・コーネルセン、福井翔大らのスペースもでき、クラッシュ。WTBセミシ・マシレワの2トライにつなげ、14点差まで点差を縮めた。試合をおえ、流大が感じたこととは。
「あんだけ点差があったので攻めるしかなかった」
はじめて日本代表のジャージを着て試合をして負けたので、すごく残念です。
――後半点差を14点差まで縮めました。
あんだけ点差があったので攻めるしかなかった。インパクトメンバーとしては簡単な判断というか、攻めるためにエナジー出してやるだけだったのであんまり難しくなかったですね。
ボールをもったチャンスと言うときにいかにみんなが同じ画を見て、ジャパンラグビーができるかという感じで、僕が入ったときは、継続することができましたし、堅い試合をするつもりは一切なかったので、どんどん攻めていきました。