9日、ラグビー日本代表は9月のワールドカップ本戦に向けた強化試合6連戦の初戦「リポビタンDチャレンジカップ2023」オールブラックスXV戦を戦い、6-38と完敗した。この試合、先発した福井翔大(埼玉ワイルドナイツ)は東福岡高校卒業後、パナソニックワイルドナイツ(現・埼玉ワイルドナイツ)に入団。トップレベルのラグビーを経験し、今シーズンのパフォーマンスを評価され代表招集。セレクションとして位置づけられたこの試合でしっかりとパフォーマンスを出した。
この試合のソード(チームMVP)にも選ばれ、特に激戦区であるバックローのポジション争いに名乗り出た。
重圧・・・「そんなのを感じるほどのプレーヤーではないかなと思ってやるしかないと思った」
悔しいですね。前半は勝てるビジョンがあったし、すごくきつい練習を乗り越えてきたので、純粋に悔しいです。ミスも何回かしてしまった。(相手は)フィジカルも高かったしテクニックも上手くて何回かやられた。フィジカルで余裕はあるわけではなかたがビックリするほど高くなかった。
――緊張は
むちゃくちゃ緊張していたが背水の陣でやるしかなかった。呼ばれた時点でバックローはそういうポジションだったので。
――試合前はどういう気持ち
ラグビーを初めて憧れていた桜のジャージーを着て、重圧みたいなものを感じたこともあったが、そんなのを感じるほどのプレーヤーではないかなと思ってやるしかないと思った。
――いいプレーできた?
(ジョセフHCは)褒めてくれていたと聞いていたので、ありがとうございます!まあまあここからですね。(満員の中で)本当に幸せでした。ラグビーやってきて良かった瞬間でした。パナとは別で、日本のみなさんが会場のみなさんが応援してくれて、やっとここまでこれたなと思いました。