秋ツアーを総括・藤井雄一郎NTD「勝てていないので納得というわけにはいかないが、それなりの成果が出せた」 | ラグビージャパン365

秋ツアーを総括・藤井雄一郎NTD「勝てていないので納得というわけにはいかないが、それなりの成果が出せた」

2022/11/24

文●編集部


24日、ラグビー日本代表、藤井雄一郎ナショナルチームディレクターがオンライン会見で、秋シーズンのツアーを総括した。

今日はサッカー一色になって、ラグビーどころではないと思いますが、昨日、サッカーの試合を見て最後までしっかり食らいついてとどめを刺すところは私達が目指しているところ。今回、オールブラックスから始まってテストマッチ3試合やりましたが、ギリギリまで追いついて最後良い形で終わらせたいという目標で頑張った。

選手3ヶ月、若い選手も含めて、チームは本当にハードな練習を重ねた。もちろん成長した選手はたくさんいるし、自分たちの中では結果は出なかったが、あのような形を続けて、最後ひっくり返せるように、最後の詰めをどういうふうにするか考えられるテストマッチだった。

イングランド代表戦はプレッシャーと、相手のホームということですごい観客で、飲み込まれたわけではないが、またしっかり修正してフランス代表に挑んで、結果はでなかったが、あと少しというところで、勝てていないので納得というわけにはいけないが、それなりの成果が出せたかなと思います。

――グランドで得たものや課題は? 若い選手に関して


点数でずっとくらいついていく、接点で圧力をうけることは最初からわかっていた。イングランド代表戦はレフリングが若いレフリーだったので、こっちから10クリップほど確認のビデオをこれはどうなんだ?と送った。8つくらいは間違っていたという回答が返ってきた。フランス代表戦では、そこまで接点に関して修正することなく、やってきたこと出せたかなと思う。

フランス代表は世界で1番、2番のチームで、しっかりくらいついていけた。ただゴール前へ行って、なかなか点につなげられなかったのは今後の課題かな。

若い選手に関しては特に、李、ワーナー、下川とかはゲーム時間、それなりのプレーをしっかりしてくれた。ワーナーはMVP級の活躍だった。そういう意味ではオーストラリアA代表戦含めて6戦で、スーパーラグビー1シーズンいったくらいの経験を積めたかなと思います。


――イングランド代表戦、クリップ作って送ったところは具体的にはどんなシーン?


最初の山中のオフサイドは前に出ていないのにオフサイドとられたり、モールから一発シンビンのトライとか、オフサイド何回もあったし、ジャッカルの部分ではこれは反則取りますよというところでまったく取られていなかったり、スクラムでも相手の肘下がっていたのにこちらがとられたりした。

若いレフリーだったので、8万人の中で試合をしたが、これ以上、ああいう中でやることはない。トゥールーズ(のW杯)は日本のファンが多いのかなと思います。逆にイングランド代表がやりにくくなるかと思います。今回、ちょっと目に付いたので、これは実際どうだったのかということと、今回、滑川レフリーがいっしょに行ってくれて、いい仕事してくれた。レフリーとの話し合いはリーチが入ってやってくれるので、そこまであまり心配していない。(坂手主将は)心配ない。よくやってくれた。

――秋は試合数増やしたが、来年のスケジュールは


いろんな選手に国際試合をさせてあげたい。シックスネーションズ、スーパーラグビーを重ねている国と比べたら少ないが、オーストラリアA代表と3戦組めたのは大きい。吸収するスピードがスーパーラグビー時代より格段に速くなった。戦術、コーチに対する信頼を持っているし、そういうのを含めて、国際試合あると強化のスピードが上がるんじゃないかと思います。

(W杯まで)たくさん試合ができればいいが、おそらくティア1の戦いは来年はおそらく難しいと思うので、PNCがしっかり決まっていけば、今年ほどではないが準備の段階では十分ではないかなと思います。


――相手陣22m内での決定力をどうしたら上げられるか


ボールのキープ力だったり、キープ時間だったり、相手の反則も多かったが、レフリングも含めて、おそらくW杯になれば、今回はフランス代表戦もイングランド代表戦も相手のホームだった。サインプレーも見られている。3回動かしてラインアウトがそのまま取られていた。全部、何らかの形で情報がいったのかなという感じだった。W杯だと、お互いホームではないので、そこの心配なければ、サインプレーやいろんなところで点が取れるかなと思います

――リーグワンで代表選手のプロテクトがあるようですが


数名の選手ですが、ゲーム時間長い選手やポジション的にケガされたら怖い選手は、リーグワンには出しているが各チームの事情あるので、そこは話し合いながらやっていきたいと思っています。(代表選手は)基本的には各チームから借りている選手なので、こちらのお願いばっかりとはいけない。ただ選手も少し休んだ方がパフォーマンス上がると思う。疲れている状態なので、各チームにも理解してもらいながら進めていきたい。


――40名ほどで渡欧した。出られなかった選手の現地での練習、経験について


今回、ケガがあったり、いろんなことで、多めに連れていって、その中で相手のサインプレーの分析だったり出られなかった選手がやってくれた。短い期間だが、強度の高い練習ができた。彼らがその中で成長していると思いますし、どういう状況の中で試合したかわかっている。出られなかった選手もいるが、それなりの経験はみなできたかなと思います。(練習試合は)それほど人数がいないので、(練習)試合は難しいかなという感じだった。誰がケガするかわからないし、1週間おきに試合だったので、向こうでの試合は難しかった。


――W杯に向けて、PNC前にどんなキャンプをやるか?


ByeWeekに1日だけ集まったり、(来春)リーグワンも負けたチームから終わっていくの、選手は少し休んで早めにキャンプに入っていくかなと思います。(来年は)6月の頭から初めていく。(代表合宿に参加する)メンバーも変わると思います。


――W杯で2試合行う、トゥールーズで試合ができた


ハイブリット芝でしたが、出来はよくなかった。下(芝生)うんぬんより、あそこで(試合が)できたことが大きかった


――来年、長期合宿ないところは心配だが……


選手たちはリーグワンで試合もやるし、8月に少し空いていた中での準備期間だった。リーグワンでしっかりプレーできればシフトすれば難しくない。(合宿は)それ以外でできないので仕方ない。(戦術理解を深めている)それもあるし、ジェイミーのやり方を理解しているし、日本代表になりたい、試合出たい気持ちがあるので、スピードをはやめているのかなと思います。


――秋、メンバーに選ばれなかったケガ人はリーグワンで確認していく?


どれくらいの回復か、パフォーマンスが上がっていくかを見ていく。


――来年春は大きなスコッドとなる?


そこまで大きなスコッドにはならない。2019年経験している選手は、リーグワンの試合に出ていたら呼ぶと思います。(2019年W杯に出てないがその後の代表で実力を発揮した選手は)いったんは呼ぶと思います。その時は(今回の40名から)誰か落ちると思います。

ポジションというか松田力也とかFBにはマシレワ、LOムーアとか2019年W杯出た選手やスーパーラグビーに出た選手で、ケガで来られなかった選手はどうなっているかは見ていきたい。(それ以外の追加は)全くないわけではないが 途中、いい選手がいればリストに上がってくると思います。


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