24日、ラグビー日本代表、藤井雄一郎ナショナルチームディレクターがオンライン会見で、秋シーズンのツアーを総括した。
今日はサッカー一色になって、ラグビーどころではないと思いますが、昨日、サッカーの試合を見て最後までしっかり食らいついてとどめを刺すところは私達が目指しているところ。今回、オールブラックスから始まってテストマッチ3試合やりましたが、ギリギリまで追いついて最後良い形で終わらせたいという目標で頑張った。
選手3ヶ月、若い選手も含めて、チームは本当にハードな練習を重ねた。もちろん成長した選手はたくさんいるし、自分たちの中では結果は出なかったが、あのような形を続けて、最後ひっくり返せるように、最後の詰めをどういうふうにするか考えられるテストマッチだった。
イングランド代表戦はプレッシャーと、相手のホームということですごい観客で、飲み込まれたわけではないが、またしっかり修正してフランス代表に挑んで、結果はでなかったが、あと少しというところで、勝てていないので納得というわけにはいけないが、それなりの成果が出せたかなと思います。
――グランドで得たものや課題は? 若い選手に関して
点数でずっとくらいついていく、接点で圧力をうけることは最初からわかっていた。イングランド代表戦はレフリングが若いレフリーだったので、こっちから10クリップほど確認のビデオをこれはどうなんだ?と送った。8つくらいは間違っていたという回答が返ってきた。フランス代表戦では、そこまで接点に関して修正することなく、やってきたこと出せたかなと思う。
フランス代表は世界で1番、2番のチームで、しっかりくらいついていけた。ただゴール前へ行って、なかなか点につなげられなかったのは今後の課題かな。
若い選手に関しては特に、李、ワーナー、下川とかはゲーム時間、それなりのプレーをしっかりしてくれた。ワーナーはMVP級の活躍だった。そういう意味ではオーストラリアA代表戦含めて6戦で、スーパーラグビー1シーズンいったくらいの経験を積めたかなと思います。