ラグビー日本代表は、ワールドカップ2023・フランス大会初戦であるチリ戦に向けて3日目の練習を行った。先発組、控え組に分かれて試合に向けた準備は着々と進められていた。練習後、長谷川慎コーチが取材に応じ、チームの現状を話した。この大会で目指す、スクラムの目標とは。
――チリ代表について
過去4年、一昨年くらいからチリ代表の試合映像も全部手に入っているので、もちろん直近の試合も全部データはあるので一通り普段の試合と変わらず情報があります。今年のスクラムだけ見ています。コーチが変わったのかどうかわからないですけど、今年に限っていうと、バックファイブがすごく真面目でミスが少ないなというのが印象ですね。
――スクラムで自信をもってやれる分、ペナルティーになることもあるが、コーチ絡みてどう捉えていますか。
攻めたいときは攻めたいんですけども、今のルール上、あまり行き過ぎるとペナルティーとなるし、行かれすぎるとペナルティーとなるし、まずは安定することがすごく大事なので、そこの微調整というのはすごく時間がかかるところですね。
あとレフェリーがどこまで許容されるのかということを、ちゃんとリーダーが選手全員に共有できるかどうかというところが大事かなと思っています。
――現状スクラムの手応えは?