2月6日、ラグビー日本代表候補選手によるミニ合宿が福岡市で行われた。この合宿は、2015年のラグビーワールドカップで指揮を執ったエディー・ジョーンズヘッドコーチの第2期が実質的に始動するものでだった。福岡市に集結した日本代表候補32人中には大学生9人も含まれていました。
大学生選手の中から桐蔭学園を卒業した青木恵斗選手(LO・帝京大学)、佐藤健次選手(HO・早稲田大学)、矢崎由高選手(WTB・早稲田大学)に話を訊いた。
インターナショナルレベルプレーヤーと一緒に練習をし、どんな感想を抱いているだろうか。
HO佐藤健次「大学のレベル感に下げるのではなく、大学生の中でも際立つような選手になりたい」
エディーさんが監督になられて、すごく若い選手を(代表に)呼ぶという話もあったので、(大学)選手権でもすごく気合が入りましたし、元々気合入っているんですけど、大学生との試合ですけど、すごく上を目指してやれるようになってきたかなと思います。
(エディーさんとは)今日良かったとか大学生だけど、これからどうするのとかという話をしました。(姫野・リーチ選手と一緒に練習したことは)素晴らしい選手が揃っている中で一緒にプレーできたのはすごく嬉しかったですけど、観客じゃないので、僕も本当に選ばれるためにここに来ているので、あまり意識しすぎてもなく、すごくいいバランスでできています。
コンタクトの部分は僕的にもそこは課題に感じていたところもあって、このレベルですごくいいコンタクトが何回かできたので、そこは良かったのかなと思うところもありますけど、このレベルを下げないで、大学のルールとはちょっと違うのでそこはうまくアジャストしながらやりたいと思っています。
大学の場合、胸骨から上が全部ハイタックルになっちゃうんで、今の方がちょっと前に戻ったという感じです。でも正直あんまりそこまで気にしていないです。
(ディスカッションは)アマナキサウマキ選手と、ワーナー(ディアンズ)と3人で話をしました。(『超速ラグビー』をするに)必要になってくるのはマインドセットというのが僕たちの中では出ました。判断力の速さだったり、今日の練習でもどこが空いているか見なきゃいけないよねという話をしていたので、前を見る力とそれをうまくコミュニケーション取りながら進めていくとか、そういうところで速いラグビーできるんだなと思いました。