2月15日(日)、第26回関東高校ラグビー新人大会の準決勝2試合が東京・府中朝日フットボールグラウンドで開催された。
2月8日(日)に予定されていた準々決勝が雪の影響により順延となり、スライドして14日に行われ、15日(日)に準決勝が2試合行われた。今大会は決勝戦、3位決定戦は行われない。
準決勝1試合目は桐蔭学園(神奈川1位)対流通経済大柏(千葉1位)、準決勝2試合目は國學院栃木(栃木1位)対早稲田実業(東京1位)が激突した。
1試合目は今シーズン、花園4連覇に挑む王者・桐蔭学園が流通経済大柏に66-5で快勝。決勝戦が行われないため、國學院栃木と両校優勝となり、桐蔭学園が2年連続14度目の優勝に輝いた。
桐蔭学園 藤原秀之監督

藤原秀之監督
――両校優勝で、昨年に続いて優勝です
(両校優勝は)聞いていないのでビックリしました! 流通経済大柏は1年生が多いチームでしたから、まだまだこれからですね。まだ今年のチームの強みはないですね。(花園)経験者はいますが、まずBKが上がってきてFWでしょうね。

――選抜までどこを強化したいですか?
あれこれやらないです。まだボールを持って当たってとか、キャッチの練習しかしていない。選抜大会、サニックス(ワールドユース)に向けて、デザインはどうしようかな。2年生がまだまだで、もっと頑張らないといけないし、1年生はいつまでもおんぶに抱っこじゃいけない。ただ船に乗っているだけだと沈没するぞ、自分でちゃんと船漕げ、ちゃんと船員になれ、役割しっかりやれ、という話です。

堺史道キャプテン
――FB堺主将は
沈黙のタックラーです。プレーはできると思いますし姿を見せられると思いますが、これから話さないといけないので、そこは伸びシロですね。
――1年生のLO原品について
(イングランド代表のマロ・)イトジェみたいになってほしいですね。リアルロック、フランカーになってほしい。和製イトジェになってほしいですね。LOというより(将来は)三列で頑張ってほしいですね。

原品瑞帆

14日に行われた目黒学院戦でのラインアウト(原品瑞帆)
――選抜はやはり全国の強豪と対戦したいですか?
仰星はNO8の子などよい2年生がたくさんいたので相当良いですね。仰星、大阪桐蔭や東福岡とか強いチームとやれればいいですね。その後、サニックスでも(強豪と)対戦できるので、(選抜大会は)勝敗よりもやってみて結果的にどうなるか、ですね。あまり流行にいかないようにしたいですね。
うちは、やれることやります。高校生に色ばっかりつけているチームは上がってこない。いろいろやりますけど、(うちは)シンプルでしょ。今日も選手たちはこれ使いたい、あれ使いたいと言っていましたが、サニックスまでは違うパターンでやります。

久田大地
――2月の段階では、昨年度のチームより強そうですね
客観的に、点数的に、ですね。(昨年度のチームは)全紙、(優勝予想なら)△もつかない状況でした。選抜優勝したらガラッと風向きが変わりましたね。基本さえやっていれば応用が利く。(今シーズン)アタック好きな選手が何人かいるので、もうちょっとですね。
桐蔭学園 FL堺史道キャプテン(2年)

堺史道キャプテン
まだまだ攻め方が定まっていなくて、自分たちの強みが明確にわかっていないのでバタバタした、というのが今日の試合、今大会の印象でした。(選抜に向けて)自分たちの強みを明確にして、やりたいラグビーを見つけていきたい。
桐蔭学園 準々決勝、準決勝でトライを挙げたFL大塚一輝(2年)

大塚一輝
(1月から2月は)難しいことができない時期で、自分がやれることはシンプルなことしかできないので、それをやり続けて、このような結果になった。やりたいことが定まっていないので達成感はあまりないですが、選抜大会まで自分たちのやりたい方向を決めていきたい。
――花園はあまり出られなかったよね?
昨シーズン、FLは前鹿川、長尾先輩がいたので(控えメンバーに選ばれていたが)試合に出られなかったので、悔しさはあります。パワー、スピードをつけるために毎日、朝学校に行って鍛えていて、地道にやっていた結果が、こういう結果になったと思います。
桐蔭学園 FB曽我大和(2年)

曽我大和
――自分たちの代で、まず関東新人勝ちました
新チームが始まって、うまく言っていないことが多かったが、関東新人に勝てて安心しています。昨シーズン、花園に出ていたメンバーが、チーム作りでどうやれば一番わかっているので、そういうメンバーが1年生やあまり試合に出ていなかった2年生に伝えていきたい。
――目標としているのは
(桐蔭学園OBの)FB吉田晃己選手(中央大2年)です。中学校時代、僕も世田谷ラグビースクールに通っていて、面識があり目標としています。
流経大柏 CTB佐藤晴太キャプテン

佐藤晴太キャプテン
――試合を振り返って
シンプルに接点のところで押し負けているというのもあったんですけど、自分たちのエリアでずッと戦い続けてしまったのが一番良くなかった。
――接点でのプレッシャーは?
まだまだ全然自分たちに力がないということかなと。これからもっとハードになってもう成長していかなきゃなと思います。

モールを押し込む流経大柏

櫻井大和のトライ
――新人戦で桐蔭学園と戦えたことはポジティブ?
こういう内容で負けたということは、絶対次につながってくると思うので、まずはしっかり次の選抜大会に向けてこの1ヶ月間、準備して今日の反省をいかしていきたい。
――選抜大会に向けてどの部分をまず成長させたい?
いろいろあります。できなかったことが個人的にも、チームの中でも。今年は、去年みたいな一人一人のサイズがあったり、スキルが高いわけじゃないんで、丁寧にキャッチ、パスをやって接点で前進するというところを強みにやっていきたいです。





