アルゼンチン代表、マイケル・チェイカHC会見全文日本語訳―対ジャパンへ、モントージャ主将、ラバニーニ、カレラス3選手の会見コメントレポート | ラグビージャパン365

アルゼンチン代表、マイケル・チェイカHC会見全文日本語訳―対ジャパンへ、モントージャ主将、ラバニーニ、カレラス3選手の会見コメントレポート

2023/10/07

文●野辺優子


6日(日本時間7日)アルゼンチン代表が日本戦の試合登録メンバーを発表。マイケル・チェイカHC、HOフリアン・モントージャキャプテン、LOトマス・ラバニーニ、WTBマテオ・カレラスが会見を行った。チェイカHCは対日本代表に向けてどんなコメントを残したか、あますことなく全文、さらに各選手の主要コメントも日本語訳でお送りする。

アルゼンチン代表・日本戦試合登録メンバー

1 トマス・ガジョ
2 フリアン・モントージャ(C)
3 フランシスコ・ゴメス・コデラ
4 グイド・ペッティ
5 トマス・ラバニーニ
6 パブロ・マテーラ
7 マルコス・クレメル
8 フアン・マルティン・ゴンサレス
9 ゴンサロ・ベルトラノウ
10 サンティアゴ・カレラス
11 マテオ・カレラス
12 サンティアゴ・チョコバレス
13 ルシオ・シンティ
14 エミリアーノ・ボフェリ
15 フアン・クルス・マリア

16 アグスティン・クレーヴィー
17 ホエル・スクラビ
18 エドゥアルド・ベッロ
19 マティアス・アレマノ
20 ペドロ・ルビオロ
21 ラウタロ・バサン・ベレス
22 ニコラス・サンチェス
23 マティアス・モローニ

マイケル・チェイカHC「我々は前回準々決勝に進出できなかった。その状況を打開したい」

マイケル・チェイカHC

マイケル・チェイカHC



――日本と対戦するメンバーについて


先発15人だけでなく、リザーブの8人のバランスもいいと考えている。今やっている仕事とグループの能力には満足している。メンバーを選ぶのは難しい。

ルシオ(・シンティ)が先発に戻り、マティアス・モローニがフィニッシャーを務める。トマス・クベリは、プレーすればするほど、またトレーニングをすればするほど良くなっている。先週(チリ戦)のバザン・ベレスの後半は、エネルギッシュで、ラックサイドで危険なプレーが多かった。それが23人に選んだ理由だ。


非常にチームには満足している。だからセレクションは難航して、ファクンド・イサ、ロドリゴ・ブルーニ、ジェロニモ・デ・ラ・フェンテ、クベッリらがチームにプレッシャーをかけている。もちろん、今週プレーしているメンバーには満足している。


――チリ戦に出場し、今回23名に入らなかった選手は


大会前、私たちは皆、選考に関してメンタリティの変化について話し合った。みんないい仕事をしているし、レベルも高いが、それでも競争があるからだ。

今週に限ったことだけではない。選手と密に連絡を取り合い、1年前から今までに何が起こったかを話し、自分の役割と目的を明確にする。そして、毎日のトレーニングで一貫性を保つことだ。


チリ戦でいいプレーをした選手もいたが、私たちが毎日、毎週反応しているわけにはいかない。選手の一貫性を求めている。そうやってチームを選んでいるんだ。対戦相手も毎回違うし、毎週同じことがあるわけではない。対戦相手に対するチームのパフォーマンスを評価する必要がある。強みと具体的な役割は非常に重要だ。難しいことだが、選手たちは皆、この状況がクリアになったことを喜んでいる。このレベルのラグビーでは、セレクションは難しい。各ポジション、各役割に2、3人の選手がいるのは嬉しい悩みだ。




――モチベーションの一種としてのプレッシャーについては


そのためにラグビーをする。簡単で台本通りのプレーを望むなら、心配する必要はない。インターナショナルなラグビーでは、いつもすべてが懸かっている試合があるわけではないのだから。イングランド戦以来、ずっとそうしてきた。このような重要なノックアウトマッチを初めて経験する選手たちについての話題もあった。


ここで彼らは学び、経験を積む。イングランドとの最初の重要な試合で全力を出し切れなかった経験を、彼らはすでに持っている。それ以来、ノックアウトのメンタリティに対応することにとてもうまく行っている。コーチはマイナスを変えてプラスにしなければならない。

その点では非常に満足している。ある程度のプレッシャーは必要だ。ビッグプレーヤーには最も重要だ。彼らは初めてそのプレッシャーを感じ、成長している。これが今回3度目の(負けたら終わりの)エリミネーションマッチとなるわけだが、あと3回それをやりたい。


――日本代表との対戦について



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