昨年12月にイングランド代表のヘッドコーチを解任され、2023年、そして2027年ワールドカップもワラビーズの指揮を執ることになったエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)。
――サンゴリアスについて
第1戦から第5戦と見ていくと、本当にいい方向に進んでいると思います。彼らは若いチームでうまく機能している。そして日本代表とサントリーは、日本らしいラグビーがしてほしい。間違いなく正しい方向に向かっているが、ハードワークを続け、自分たちのプレーを振り返り、どこを改善できるかを見極めなければならない。そして目標は、当然チャンピオンだ。しかし、それが実現するまでには長い道のりがあります。(今季はサンゴリアスに戻ってくることは)多分ないかな。1回、戻ってくるかもしれないけど。
――昨年12月、2023年ワールドカップで指揮することは難しいと話していましたが、ワラビーズの指揮官になり、2023年ワールドカップで戦います。
物事は急速に変化するものですからね。私は、オーストラリアのコーチをすることに非常に興奮しています。(前任者の)デイブ・レニーは本当によくやってくれた。そして、彼の良い仕事を私が引き継ぐことができればと思っている。素晴らしい好機です。いいチームのベースが出来上がっている。オーストラリアでの成功は久しいですから、24年というサイクルは、いいサイクルかもしれません。
――ワールドカップでは準々決勝で日本代表と対戦する可能性もあります。
そうなった場合私たちは良い準備をする。日本代表もいい準備をするでしょう。そして、(互いに)とてもいいラグビーができることでしょう。どの試合でもそうですが、ワールドカップでは自分たちのことしか考えていない。どのチームと対戦しても、チームは本当によくプレーするということを考えます。
――日本代表にとってジョーンズHCのいるイングランド代表と、いないイングランド代表はどちらが戦いやすいでしょうか?
今プレーしているのは今のイングランドチームだけです。そして彼らはタフなチームになると思います。
――イングランド代表の弱点などを聞かれたりしないのでしょうか?
アドバイスはありません。みんなそれぞれのチームがどんなものかを知っている。イングランド代表の長所も短所もみんな知っている。アルゼンチン代表の長所も短所もみんな知っている。みんな日本代表のことを知っている。だから、みんなにアドバイスは必要ない。必要なのはハードワーク。そして、最高のコンディションでワールドカップに臨むことです。