9月に4年ぶりにワラビーズに復帰し南アフリカを下すなどチームの勝利に貢献した33歳の司令塔SOクウェイド・クーパー(花園近鉄ライナーズ)がオンライン会見に応じた。
――今、ワラビーズにいるが近鉄と契約はどうなっている?
近鉄の理解を得てワラビーズに参加させてもらっています。日本代表戦のあと欧州のツアーに参加するかはまだわからない。ワラビーズでプレーできて光栄に思っている部分もあるが、今季、近鉄にとって大事なシーズンになるので、はやく近鉄に戻って、チームメイトとトレーニングしたい気持ちもあります。
――トップリーグとワラビーズでラグビーが違うから、適応は苦労したか?
まずトップリーグではなく、トップチャレンジなので、トップリーグのことはわからない。ただ、チームは非常にハードワークしていて、試合に対していい準備をずっとしてきたし、自分の体のコンディションもすごく整えられていたし、さらに、今、コロナ禍で新しい基準の中でラグビーをすることであれば、それはラグビーにとってなかったことだから、そう考えればオーストラリアであれ、日本であれ大きく変わっているとは思わない。フィジカルの強さは日本のラグビーは変わりません。近鉄にはいいコーチもいますしオーストラリア人のコーチもいるので、自分としては高いレベルをキープし続けていたと思います。