2016−17年シーズンの日本一を決める第54回日本選手権決勝、サントリーサンゴリアス対パナソニックワイルドナイツの試合が秩父宮ラグビー場で行われた。スタジアムには20,196名の大観衆が訪れ、互いの意地がぶつかった80分に興奮した。
リーグ戦を全勝で制したサントリー、対するパナソニックはリーグ戦2位のヤマハ発動機に勝利し決勝に進出。最強サントリーに、若手選手の成長著しいタレント揃いのパナソニックがどんな試合するのか注目された。
予想どおり、試合は最初から日本一を懸けるに相応しいトップレベルの戦い。互いにPGを1本ずつ決めて3−3で前半を終えると、後半9分、15分にサントリーが小野晃征のPG2本で9−3とリードするも、直後のキックオフでパナソニックLOヒーナンダニエルがサントリーSH流大のボックスキックをチャージ。