10月31日、アディダス ジャパンとニュージーランドラグビー協会が、ラグビーニュージーランド代表「オールブラックス(ALL BLACKS)」の最新ユニフォームを発表した。11月1日からアディダス直営店やアディダス オンラインショップなどで全世界一斉発売となり、11月3日の日本代表戦から着用した。
新ジャージーのお披露目会見には6人のオールブラックスが登場した。スーパーラグビーで2連覇中のクルセイダーズの副キャプテンで、ベテランのCTBとして12番でも13番でもプレーでき、オールブラックスでも安定感あるプレーを見せている42キャップのライアン・クロッティ(30歳)に話を聞いた。
「いつかトップリーグで。ちょっと暑いけれど(苦笑)」
――今回の来日の感想は?
素晴らしいです。先週のワラビーズとの「ブレディスローカップ」では、たくさんのファンがスタジアムに詰め掛けてくれて、オールブラックスのこともワラビーズのことも応援してくれました。日本のラグビー文化が成長していることを感じてとても幸せな気持ちです。
――現在、日本でも多くのニュージーランドの選手がトップリーグでプレーしていますね
そうですね。いつか私もその一人になりたいと願っています。日本のラグビーはもちろんですが、日本人はとても礼儀正しくて親切だと感じていることも理由の一つです。日本に来るたびにそれを感じているので、いつか機会があったら日本でラグビーをプレーしたいと思っています。ちょっと暑いですけどね(苦笑)。
――来年のワールドカップは同じくらいの時期なのできっと暑いですよ
そうですよね。湿気もありますね。だから今回の新しいジャージーはそうした着心地や吸湿性も考えて作ってくれていると思います。今回はきっと今までの大会とは少し違う気候条件なので、非常にチャレンジなことだと思います。こうした対策は私たちもしないといけないとわかっています。
――現在のオールブラックスの雰囲気は? コーチや選手の関係は?
オールブラックスの雰囲気は「チーム文化」と「チーム環境」が大事です。自分が思うに今のオールブラックスの雰囲気はこれまででもベストなものじゃないかと感じています。