将太郎です。
日本代表がようやく帰ってきました。
日本代表(ジャパンxv)対サンウルブズ。日本代表は2019年W杯以来1年8カ月ぶりの結成です。それだけで感慨深いものがありますが、今回はブリティッシュ&アイリッシュライオンズ戦に向けてたった一度の強化試合。日本代表は別府でかなりキツい合宿を組んでこの試合に臨んだということで、プレーしている様子を見ても相当キツそうに見えました。一度しかない強化試合に向けた思いがすごく伝わってくる試合だったと思います。
日本代表は、前半は苦戦したとはいえ、最終的にはしっかりと点差をつけて勝ちきりました。疲労が蓄積した中でもこれだけの結果を出せた。日本代表のレベル、もともとの基盤自体が上がっていること、2019年ワールドカップからのハイスタンダードを保てていることを証明したと思います。先発15人中13人は2019年ワールドカップ代表。彼ら自身、日本代表のジャージーを久々に着て、お客さんの前で試合をできる喜びを感じていたと思う。選手たちの表情、プレーにそれがよく現れていたと思います。
日本代表で印象的だったプレーをひとつあげるなら、後半の中村亮土のトライです。すばらしかった。CTBというBKプレーヤーが、ゴール前の攻防にボールを下げさせることなく参加する。フラットなパスをもらえる位置に走り込んでDFを切りに行く。あそこはウヴェとカークが構えている隙間でした。