4月26日の秩父宮ナイター。背番号15をつけて今季初先発を果たした36歳が、いぶし銀の輝きを放った。豊島翔平。
BK最年長選手は、ベテランらしい引き出しの多さと、ベテランらしからぬ躍動感の両方をみせつけた。相手キックには瞬時に反応して落下点へ走り、カウンターアタックの絶妙なコースチョイスで味方のアタックスペースを作った。

後半12分にはモウンガのカウンターアタックに反応してタッチ際を駆け上がり、自ら鮮やかなトライをあげた。18分にはPKからのタマニバルーモウンガの速攻に反応し、迷わず密集に駆けつけると本職ハーフと見まがう正確なパスで、東海大からの同期にして盟友・リーチのトライをセットアップした。