花園最注目プレーヤー梶村祐介・電光石火の4連続トライをクリエイト | ラグビージャパン365

花園最注目プレーヤー梶村祐介・電光石火の4連続トライをクリエイト

2014/01/04

文●大友信彦


「あれやあれや」

花園ラグビー場の観客席から、そんな声が降ってきた。

「そのとなりや、今ボール持ったヤツや」
「日本代表やて」
「うわーごつう」
「ほんまやなあ」

12月30日、全国高校ラグビー2回戦、第1グラウンドの第3試合、Bシードの報徳学園vsノーシードの黒沢尻北の対戦。スタンド中の視線を一心に集めていたのは、報徳学園のCTB、はちきれそうなジャージーに背番号13をつけた梶村祐介だった。

9月、日本代表強化合宿に練習生として招集されると、ウェールズ撃破を達成した金星メンバーの中に入ってもまるで臆することなく果敢にプレー。歴戦の猛者たちから「高校生であれですか?」と驚かれた。福岡堅樹、藤田慶和に続き、日本で開催される2019年ワールドカップを担うと期待される期待の星だ。

この日は、開始1分のファーストタッチで鮮やかなクイックパスを左に走り込んだFB藤井俊哉に送り、左WTB播谷直紀の先制トライをセットアップ。続く7分には、自陣スクラムから左オープンで抜けた右WTB山村尚也を出足よくサポートして、ラストパスを受け、およそ40mを走りきって自らトライを決める。

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