14シーズンぶりの王座奪還へ―ブレイブルーパス、杉山優平・木村星南 | ラグビージャパン365

14シーズンぶりの王座奪還へ―ブレイブルーパス、杉山優平・木村星南

2024/05/19

文●編集部


NTTジャパンラグビーリーグワン、ディビジョン1、東芝ブレイブルーパス東京はレギュラーシーズンを2位で終えプレーオフ進出を果たした。14シーズンぶりの頂点を目指すブレイブルーパスで躍動するPR木村星南、SH杉山雄平に、10日に行われた公開練習後に話を聞いた。

東芝ブレイブルーパス東京 木村星南

木村星南

木村星南



(プレーオフにむけて)すごく楽しみな気持ちでいっぱいです。自分自身こういうファイナルの経験というのは少ないんですけど、こういう経験が人生の中であまりない、数少ない経験だと思うんで、大事にしたい。

(今シーズンは)最初はいい感じで試合に出れて、途中ちょっと怪我もあったんですけど、怪我の期間中に見直す部分も自分の中ででてきて、復帰してからは結構いい形で戻ってこれているんでいい状態です。

シーズン最初はちょっと前を見て判断という部分で全然できていないところがあったんですけど、最近はちょっと余裕が持ててディシジョンメイキング、判断というところはできてきたかなというのはあります。コーチでいわれることもありますけど、自分の中で消化してできるようになっています。



(スクラムについては)自分たちの形が確立できているので、相手が変わっても自分たちのスタイルを崩さずにいつも練習でフォーカスしていることがどれだけ試合で出せるかがキーになってくると思うので、そこを一貫性を持って試合でもスクラム組めるかどうかが大事かなと。

セットプレーが安定しないと自分たちのやりたいラグビーができないんで、僕は毎回毎回スクラムの瞬間、緊張感もあるんですけど楽しみにして、相手がどうやってくるんだろうとか、毎回学んでいますね。

(東芝に入る前のイメージや入る決め手は)イメージは優勝も何回かしていて強いというのがあったんですけど、僕が入るちょっと前とかはあんまり成績が伸び悩んでいました。絶対チームにはそういう波ああると思うんで、一番いいときに僕は入れたかなと思っています。

強くなれるきっかけの時期に入れて、自分もそこで去年から試合に出させてもらっていて、チームが強くなっていく一員になれたのが嬉しいと思います。

(今年は去年より優勝できる自信は)100%に値するぐらいみんなあります。優勝しないとおかしいかなくらいあります。

東芝ブレイブルーパス東京 SH杉山優平

杉山優平

杉山優平



(今シーズンプレータイムが伸びたことで感じることは)そもそも80分プレーすることが大学以来多分なかったんで、しかも速いテンポでいくというこのチーム中でそれを80分通してやるということは難しいなと思っていました。最初の方は本当に60分とか基本的にそういう時間だったんですけど、中盤以降は1回80分出たあたりでは、今後もフル(出場)はあるかもなと思って、自分の中でコントロールしながらプレーした試合とかも何試合かありました。

全体練習後、キック練習をする杉山

全体練習後、キック練習をする杉山



なと思って、自分の中でコントロールしながらプレーした試合とかも何試合かありました。ずっとハイテンポでできるわけないと思うんで、フルで出るとなったら場面場面でアタックするとき、エリアをとっていくとき、スピード感をもうちょっとコントロールできるようになったらさらにいいかなと思っています。


(目標としては)本当に細かいところですけど、よりスピーディーにラグビーをするうえで、もっともっとスピードの質というか、もっと自分の良い部分を伸ばすためにパスの精度だったり、クウォリティーのところをあげるために、次のオフシーズンもそうですけど、しっかりフィットネスだったり、強みを伸ばすために細かいところにこだわっていきたいですね。



(日本代表については)自分がそのレベルにあれば、と思いますけど、全然まだ足りない部分も多いなと思っています。


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