2022年12月17日に開幕したリーグワン。年が明けて2023年1月7日、8日にディビジョン1では第3節が行われ、7日、東京・味の素スタジアムでは東京サントリーサンゴリアスと横浜キヤノンイーグルスの一戦が行われた。試合は開始早々にイーグルスがCTBジェシー・クリエルのトライで先制。前半20分にはサンゴリアスのSOアーロン・クルーデンがレッドカードで退場となった。しかし1人少ないサンゴリアスは冷静に試合を進め、32-23とイーグルスを退けた。
試合には敗れたが、自身今季初となるトライを挙げたイーグルスの南アフリカ代表CTBクリエルに、スプリングボクスが日本でプレーすることについて聞いた。
ーー試合では今年の初トライを取りました?
そうですね、とても嬉しかったですし、チームの成績に貢献できることなら何でもしますが、やはり試合に勝ちたかったですね。試合のスタートは良かったのですが、その後の試合は少し集中力を欠いてしまったと思います。残念です。
ーー実は6年前にも大阪のNTTドコモでプレーした時にも話を伺いました。
そうですね。ドコモでプレーしていたのはもうずいぶん前になるんですね。
ーー以前はお寿司がお好きとのことですが、週に2回はお寿司屋さんに行かれると言っていました。
ええ、今もよく行きますよ。2年前から行くようになった寿司屋さんは、今ミシュランの星を取ったお店になりました。僕は寿司が大好きなんだけど、それだけじゃなくて日本のすべてが大好きなんです。日本は素晴らしい国です。本当に、本当に良い人たちばかりで、世界は日本から多くを学ぶことができると思います。
沢木敬介監督が指揮官に就任したことで、日本に長く滞在する決心がついた
ーーそれから横浜キヤノンイーグルスに入って長くプレーしています。
イーグルスに来て4年目です。日本が好きなんです。ここでプレーするのが好きなんです。さらに、日本のラグビーのリーグはどんどん強くなっていますからそ。僕にとってイーグルスででプレーできることは本当に光栄なことです。だから、このチームでプレーできているのは本当にうれしいんです。
ーーしかし、こんなに日本で長くプレーすることを想像していましたか?
そうですね。沢木啓介監督がイーグルスの指揮官に就任したことで、日本に長く滞在する決心がついたと思います。今はいろいろなことを学ばせてもらっています。特にイーグルスのラグビースタイルが魅力的だと思っています。エキサイティングで、とても勉強になります。毎日が刺激的で、それが自身の向上心やマインドの(日本語で)改善を持つために最も重要なことだと思います。