NTTジャパンラグビーリーグワンが12月21日開幕。ディビジョン1で2シーズン目となる三重ホンダヒートは今シーズン「ベスト6」を目指す。チームの中心選手の一人である、アルゼンチン代表、パブロ・マテーラが本誌の独占インタビューに応じた。1時間にわたるロングインタビューを3回に分けてお届けする。
第2回は、ヒートをサポートするファンへの思いと、ディビジョン1昇格以降、果たせていない「ホスト・三重」での初勝利について。
――三重ホンダヒートのファンが本当に熱いですよね、
そう。本当に熱心なファンが多い。どの試合でも、たとえビジターのゲームであっても、ファンは試合に駆けつけて声援を送ってくれるし、シーズン最後のイベントにも多くの人が集まってくれる。だから、チームの中には当然ファンも含まれていて、僕たちはひとつなんだ。だからファンをハッピーにすることは僕らにとって本当に大事なことで、それが彼らが僕らを応援し続けてくれることになるんだ。
――遠方に住んでいるファンでも、シーズン全ての試合、さらにはトレーニングマッチまで全てを見ているファンもいますよ。
本当に!素晴らしすぎる!是非直接お礼を言いたい。毎回来たら僕に声かけて欲しいくらいだよ!
――ホンダヒートは栃木県に移転する予定です。向こうでもプレーを続けていくことは考えていますか?
ちょっと先のことはわからないな。まずはまだ2シーズンあるからね。ラグビーは日々変わっていくから本当に何があるかわからないし。だけど、ヒートがそのプロジェクトを推進してくれているのは本当に嬉しい。それはホンダがラグビーにとても熱心に取り組んでいることを示しているからね。僕たちがより強いチームになることにとても熱心に取り組んでいる。より多くのサポーターとより大きなスタジアムを望んでいるからこそ動いているんだ。だから、その自分がプロジェクトの一員になれるなら本当に素晴らしいことだね。
――栃木にはバイクのサーキットがありますよ。
いいことを聞いた(笑)!
――キアラン・クローリーHC去年就任した時には4年でチャンピオンになることを掲げました。2年目の今シーズンの目標は(プレーオフ圏内の)トップ6です。
実現は十分に可能だと思う。