NTTジャパンラグビーリーグワンが12月21日開幕。ディビジョン1で2シーズン目となる三重ホンダヒートは今シーズン「ベスト6」を目指す。チームの中心選手の一人である、アルゼンチン代表、パブロ・マテーラが本誌の独占インタビューに応じた。1時間にわたるロングインタビューを3回に分けてお届けする。
第3回は、鈴鹿での生活、そして幼少期の夢などよりプライベートな部分も語ってくれました。
――ところで鈴鹿での生活はいかがですか?
家族中心の生活が送れている。毎日の練習して、午後は家族と過ごす時間が取れている。長男はインターナショナルスクールに通っている。いろんな習い事もしているよ。スポーツが特に好きで、今はテニス、サッカー、水泳、ラグビー、それに体操もやっているかな。すごく日本での生活を楽しんでいるようだし、僕ら夫婦も彼がここで育っていくのを見るのは本当に嬉しい。
――息子さんは日本語は話せるんですか?
まだ全然かな。家庭やアルゼンチンではスペイン語だし、日本に来る前はニュージーランドに住んでいたから、最初に覚えたのは英語なんだ。だから英語を学び続けられるようにインターナショナルスクールに入れたんだ。スペイン語があって、英語を学んで、さらに別の言語となると息子にとっては大変だ。だからまずは英語をしっかり学んでから。もう少し日本にいられるようであれば、下の息子と共にもちろん日本語を学ばせたいと思っているよ。
――奥様も日本の生活は楽しまれていますか?
もちろん。妻は子供たちが楽しく暮らせているから満足しているし、妻がいるから何も問題なく家族がいられる。それに犬もいるしね。彼女は毎朝子供たちを学校に連れて行って、そして全ての習い事や活動にも付き添う。加えて僕が遠征やプーマスの試合で家を空けることも多い。だから日本にいても彼女が一人で子供の世話をしないといけないことがたくさんある。だけど彼女は今の暮らしをすごく気に入っている。鈴鹿は非常に穏やかな街で暮らしやすいからね。
――お気に入りの場所はあるんですか?
「パークレーン」というコーヒーショップがお気に入りかな。その名の通り、鈴鹿サーキットの前の大きな公園にある。天気がいい時なんかは自転車で行ったりしているよ。家から10分かそこらだからね。朝公園に行って、子供たちとサッカーをして、コーヒーを飲むのが好きなんだ。