パブロ・マテーラ(三重ホンダヒート)「8ヶ月遠ざかっていたので遅れを取り戻し、良いパフォーマンス出せるように」 | ラグビージャパン365

パブロ・マテーラ(三重ホンダヒート)「8ヶ月遠ざかっていたので遅れを取り戻し、良いパフォーマンス出せるように」

2024/04/28

文●野辺優子


前節、東芝ブレイブルーパス東京に敗れ入替戦が決定した三重ホンダヒートは今節クボタスピアーズ船橋・東京ベイに挑んだ。前半、前にでるプレッシャーをかけてスピアーズのミスをさそいCTBダーウィッド・ケラーマンが先制トライをあげ、WTB渡邉弐貴の連続トライでリードするも、前半の終盤からスピアーズのプレッシャーを受け、後半連続失点。24-62で2勝目はならなかった。復帰第2戦となったNO8パブロ・マテーラに試合後話を聞いた。

――今日の試合はどうでしたか?


あまり良くなかった。いい場面もあったかもしれないけど、安定感がなかった。最初の20分間はとても良かったと思う。でも、そのレベルを80分間維持することができなかった。



試合の中で重要な場面はいくつかあったが、そこでうまく対応できなかった。特に前半の最後の10分間でイエローカードをもらい、プレッシャーを受けていた。その状況にうまく対処できなかった。それまで17点リードしていたのに、ハーフタイムにわずか3点差で終わってしまった。

――チームの問題は、前半のごく早い時間に得点を取られてしまったことでした。でもこの2試合では、前半とてもいいプレーができているように思いますが、ディフェンスのシステムはどう改善されたと思いますか?


良くなっていると思う。毎週、取り組んでいますし、まだまだ改善すべき点もたくさんありますね。




――昨年のワールドカップから先週はほぼ8カ月ぶりの復帰となりましたが、どんな気持ちですか?


フィールドに戻ってきて、とても幸せだと感じている。もちろん、ラグビーから遠ざかっていた8ヵ月間だったので、毎週、遅れを取り戻し、より良いパフォーマンスを出せるように努力しています。僕にとっては、これがまだ最初の数試合で、まだ改善すべき点がたくさんある。




――ディビジョン1で戦ってみての気分は。


すごくいいです。いいラグビーだと思う。他のチームにもいい選手もいるし、僕たちにとってはディビジョン2からディビジョン1へのステップアップ、チャレンジだと思う。


――もう少し日本でプレーする予定はありますか?


まだわからないですね。来年もディビジョン1に残れるといいんですけど。向上心を持ち続けてディビジョン1で戦えるチームにしたいです。




――東京サンゴリアスのSOニコラス・サンチェスとも対戦できたらよかったですね。


そうだね。彼が来年どうするかは分からないけど、もし来シーズンチャンスがあれば。


――サンチェスが日本に来ることはあなたがアドバイスしたと言っていましたよ。


僕たちは大親友なんです。フランスのトップ14でもアルゼンチン代表でも一緒にプレーしている。彼が日本のことを聞いてきたとき、ラグビーをするにはいい場所だと言いました。家族でも一緒に遊んだりするし、彼はきっと楽しんでいると思う。すっかり日本が気に入って、彼はもっと長く滞在したいと言っている。来シーズンもいてくれるといいね。

サンゴリアスでプレーするニコラス・サンチェス

サンゴリアスでプレーするニコラス・サンチェス



――日本でプレーするアルゼンチン代表は増えそうですか?


もちろん。日本にいる外国人選手の数にもよるけどね。外国の代表選手の枠の争いは厳しい。年々、外国人選手にとって魅力的になってきていると思う。


――アルゼンチン代表のチームメイトで、若いバックローのファン・マルティン・ゴンサレスについて聞きたいんですけど、どんな選手ですか。


とてもいい選手だと思う。彼はとてもスピードも速いし、ラインアウトも本当に上手だ。チームにいいオプションを与えてくれるいい選手だと思う。ボールを持ったプレーも素晴らしいしね。




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