リーグワンの東京サンゴリアスが25日、第3節のスピアーズ戦のメンバーを発表。あわせてSH福田健太とFL箸本龍雅がオンラインでメディアの取材に応じた。
サンゴリアスは開幕戦でブラックラムズを29-5で、続く第2節はトヨタヴェルブリッツを後半ラスト10分で突き放し43-25で破り、開幕2連勝。12チームで唯一満額の勝ち点10で首位に立った。開幕から2連敗さらに2連続引き分けと4戦勝ちナシのスタートだった昨季とは対照的な好スタートだ。
開幕2連勝の戦い方を見ると、際立つのは終盤の強さだ。ブラックラムズとの開幕戦は58分まで7-15とリードされていたが、ラスト20分強で4トライを畳みかけ29-15の逆転勝ち。ヴェルブリッツ戦も60分過ぎまで15-25の劣勢だったが、63分のチェスリン・コルビのトライから4連続トライを奪い43-25。前半はややもたついているようにも見えるが、後半の後半、試合のラストクオーターの強さは数年前のワイルドナイツを思いださせる。
過去2戦、後半にインパクトプレーヤーとして投入され、ヴェルブリッツ戦では逆転のトライを決めたSH福田健太は「前半に点を取れていないというよりも、前半のメンバーがジャブを打ち続けた結果、後半の最後の時間帯にスコアできているということだと思う。悲観していない」とキッパリ。同じくヴェルブリッツ戦では79分にBP獲得となる総仕上げのトライを決めた箸本も「前半からサンゴリアスのテンポでラグビーをすることで、相手に効いている。後半になってプランを変えているわけじゃなく、前半からやりたいラグビーを80分間やり続けた結果がスコアになっているんだと思います」と胸を張った。

