首位決戦を制した埼玉パナソニックワイルドナイツ。ここまでの勝ち方とはまた違う、後半終盤に追い上げられどうなるか最後までわからない展開だった。80分を終え、ワイルドナイツのハーフ団、SO松田力也、SH小山大輝に話を聞いた。
埼玉パナソニックワイルドナイツ SO松田力也
前半風上でリードして折り返したのはプラン通りだったと思います。ロッカーではもう絶対相手は仕掛けてくるけど、そこで自分たちのプランを見失わないようにしようという話はしていました。もちろん仕掛けることも必要ですけど、自陣でディフェンスする時間が多くなってくるからそこのバランスはしっかり考えないといけないと思っていました。
(ディフェンスについて)自分たちのペースで出来ている時は良かったですけど、やっぱり相手のペネトレーターたちがパワフルなので、そこで2人、3人吸い込まれるとスペースができていしまうし、良いアタックされてしまうところもあったかなと。全体的にはそんなに崩された感じはなかったと思うんですけど、相手は結構タイトにアタックしてきていたのでそこはコミュニケーションを取りながらやっていました。
(全勝対決に勝利したこと)リーグ戦で勝っても、最後プレーオフに負ければ意味がないんで、そういう意味では去年それを経験しているからこそ、もちろん今日は勝って喜びますけど、次は神戸製鋼とやるので、多分タフな試合が続きますし、前見てやるしかない。去年の負けがあるんで、一戦一戦準備してパフォーマンスにフォーカスしてやっていきたい。