PEARLSが4年ぶりの優勝!太陽生命ウィメンズセブンズ2025熊谷大会決勝レポート | ラグビージャパン365

PEARLSが4年ぶりの優勝!太陽生命ウィメンズセブンズ2025熊谷大会決勝レポート

2025/06/22

文●編集部


6月21日開幕した「太陽生命ウィメンズセブンズ2025・熊谷大会」は2日目、順位決定戦が行われた。ファイナルに駒を進めたのは、東京山九フェニックス(プール戦1位)とPEARLS(プール戦2位)の2チーム。

決勝:PEARLS vs 東京山九フェニックス

PEARLS 決勝までの戦績

プール戦:
vs アルテミ・スターズ ◯41 - 7
vs PTS ◯19 - 12
vs 日体大 ◯33 - 0

準々決勝
vs 日体大 ◯29 - 5

準決勝
vs ながと ◯21 - 10

東京山九フェニックス 決勝までの戦績


プール戦:
vs チャレンジ ◯50 - 7
vs 追手門学院VENUS ◯39 - 7
vs TKM ◯24 - 14

準々決勝
vs PTS ◯25 - 0

準決勝
vs ナナイロプリズム福岡 ◯24 - 19

GALLARY

チャリティ・ウィリアムスと山中美緒

チャリティ・ウィリアムスと山中美緒


大竹風美子vsタリア・コスタ

大竹風美子vsタリア・コスタ


前半5分、サバナ・ボッドマンのトライはサラ・ヒリニが腕を入れて阻もうとしたギリギリのトライだった

前半5分、サバナ・ボッドマンのトライはサラ・ヒリニが腕を入れて阻もうとしたギリギリのトライだった


山本梨月のコンバージョン

山本梨月のコンバージョン


7分、パールズは自陣でボールを動かしサラのパスから庵奥里愛がブレイクして独走トライ

7分、パールズは自陣でボールを動かしサラのパスから庵奥里愛がブレイクして独走トライ


後半2分、シンビンから戻ったタリア・コスタがPKからアタック

後半2分、シンビンから戻ったタリア・コスタがPKからアタック

大内田夏月がジャッカルを決めノーサイド

大内田夏月がジャッカルを決めノーサイド


大竹風美子

大竹風美子


サラ・ヒリニから須田倫代にオフロードパスが通り

サラ・ヒリニから須田倫代にオフロードパスが通り


須田倫代のトライ

須田倫代のトライ


須田倫代が自らコンバージョンも決める

須田倫代が自らコンバージョンも決める


後半5分、タリア・コスタが自陣から激走

後半5分、タリア・コスタが自陣から激走



大竹風美子

大竹風美子


チャリティー・ウィリアムズ

チャリティー・ウィリアムズ

山本梨月

山本梨月


4年ぶりのタイトル獲得したPEARLS

4年ぶりのタイトル獲得したPEARLS


3位はプール戦に続きながとに勝利したナナイロプリズム福岡

3位はプール戦に続きながとに勝利したナナイロプリズム福岡


2位:東京山九フェニックス

2位:東京山九フェニックス


1位:PEARLS

1位:PEARLS


PEARLS 

山中美緒キャプテン

山中美緒キャプテン


すごく久しぶりの優勝で、とても嬉しいし、チームメイトのこれまでのハードワークをとても誇りに思います。(チームとしての雰囲気は)みんなでコネクトすることを意識して、明るくて緊張しすぎずいい形で試合に入れたと思います。


(新しく入った選手の影響は)経験値の高いせんしゅだったり、日本人選手もいい選手が入ってきてくれて、元々いる選手もすごくいい選手がたくさんいるので、それがうまいこと融合していいバランスで今年はできています。

(タリア・コスタ選手について)ここ1本ほしいという時だったり、取りきってくれる選手で、私達も心強いし、すごく信頼してボールを預けられる選手です。チームとしても、中でハードワークして、外でスピードで行ってもらうという感じですね。


練習中からチーム内で良い競争が生まれて、質の高い練習ができているので、逆に試合の方が落ち着いて出来るというか、ちょっと余裕を持ってプレーできています。

(今年は開幕が遅くなった分、大会にむけてどんな準備をしたか)プレシーズンも、2回大会があって、10thアニバーサリーとプリカモスカップ(北海道)という、そこでチームとしてもいい準備ができて、いい形でシーズンに入れたのがこの結果につながったと思います。

(残り3大会に向けて) この大会を優勝できたのはすごく嬉しいんですけど、次の大会にむけてもう一つレベルアップして、次も必ず優勝できるようにチームとしても頑張っていきたい。

PEARLS 末結希

(久しぶりの優勝ですが)ちょっと実感がわかないですね。これまでもハードワークしてきたし、勝ちたいという気持ちがすごく高くて、でも気合が入りすぎて試合中にパニックになるということが多かったかなと思うんですが、初戦も決勝も同じような雰囲気で準備して、自分たちの力を発揮できるようになったのが大きいかな。

(今シーズンはグランドファイナルというこれまでとは違うフォーマットですが、それについては?)最後の1日に総合優勝が決まるというのがあって、各大会で1位になっても優勝はできないと思いますが、自分たちは全部のトーナメントで優勝したいし、全部の試合に勝って自信をもってグランドファイナルに進みたいと思っています。

(優勝したことで次の大会はどう迎えることができますか?)勝てたことで、自分たちがやっていることに今までより自信をもって、これまで通りやればいいと思えるし、さらに練習ではもっと努力して、同じように落ち着いてプレーすればよいということがみんな分かったと思うので、自信をもって臨めます!

(去年よりも選手同士の競争は激しい?)そうですね。すごく激しいです。練習の時は7対7で対戦するんですけど、本当に2ついいチームがあってお互いにトライを取り合って、どちらかが圧倒するようなことは本当になくてお互い拮抗した中で、最後12人が試合に出るという感じです。

応援団・スタッフと一緒にPEARLSファミリー

応援団・スタッフと一緒にPEARLSファミリー


(末さんはいつから復帰した?)1ヶ月くらい前のPEARLSカップからです。

(パフォーマンスは100%?)体的には100%ぐらいだったんですけど、太陽生命は久しぶりだったんで、初日は張り切り過ぎて、少し落ち着いてと言われながらやっていました(笑)。

PEARLS 村田彩乃

率直に嬉しいですけど、個人としてはたくさん課題がでました。次の試合までちょっと期間があるので、その期間で修正して強いPEARLSのラグビーを見せていきたい。

(新しい選手も入って、新チームの中での役割は?)今年のチームはディフェンスが強みだったり、賢い、スマートなラグビーをするというところが強みだと思うんですけど、それを14分間続けられるように私がもっとハードワークだったり、頭を使いながらラグビーができるように頑張りたいです。

(今までよりも頭を使う?)ミドル、SHというポジションだからこそ、ゲームの流れだったり考えながら、やりたいなと思っています。今日の試合でも学ばせてもらいました。

(タリア・コスタ選手は次大会からマークが厳しくなると思いますが、どうする?)そうですね。そこは考えながらどう崩せるか、色々と試していきたいですね。


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