第79回国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」ラグビーの女子7人制が4-5日に滋賀県野洲市で行われ、山口県が決勝で福岡県を破り初優勝を飾った。
後編は、惜しくも連覇ならなかった福岡県、7位の佐賀県までの各チームの戦いぶりを、現地取材した大友信彦さんがレポートします。
連敗を逃した福岡県・準決勝で山口県と激闘した3位三重県
連覇を目指した福岡は準優勝に終わったが、ながとブルーエンジェルスの単独で臨んだ山口に対し、混成チームでギリギリまで追い詰めた戦いぶりは見事だった。混成チームとはいえ、ほぼ全員が福岡レディースで楕円球を追った同門とあって、息の合った戦いぶりはみごとだった。

準優勝・福岡県

高崎摩耶
3位の三重も、山口との準決勝は国内最高峰と言っていい素晴らしい試合を見せた。互いに太陽生命シリーズでの戦いを支えた外国代表のビッグネームを欠く中で、国産選手が質の高いプレーを見せていた。サクラセブンズでもエース格の須田倫代のステップの切れ味といい、そこからの加速といい、充実ぶりは圧巻。

須田倫代
京都との3位決定戦には21-7で快勝し、ワールドカップ帰りのサクラxv勢が見守る中、笑顔で大会を終えた。

三谷咲月と古屋みず希

齊藤聖奈らサクラXVも応援にかけつけた

主将を務めた古屋みず希

応援団も一緒に!