2月5日、東京山九フェニックスに残された時間は2分、全員でつないだボールはニア・トリバーがトライまでつなげた。トライの瞬間、PR柏木那月は両手をあげて感情をあらわにした。前半終了間際に相手ゴール前での気迫のトライ、後半にもトライをあげ、チームの勝利に貢献した。PR転向1年目で、チームのスクラムを支えた柏木選手に試合後話を聞いた。
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前半終了間際に決めたトライ
――優勝おめでとうございます!
「すごく本当に嬉しいです。ここまでの道のりは結構厳しい道だったからですけど、サポートしてくれるチームのみんなやスタッフの方たちのおかけで今こうやって優勝があるのでとても嬉しいです」
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――どういう部分が厳しかったか
「セットピース、特にスクラムで昨シーズンから積み重ねた部分が活かせて良かったと思います。昨年は結構スクラムとかでやられてしまうところがあったので、スクラムを強化しました」
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試合前もスクラムチェックは入念に行われていた