2019年RWCおよび2020年に向けた強化体制とビジョンに関する記者会見 | ラグビージャパン365

2019年RWCおよび2020年に向けた強化体制とビジョンに関する記者会見

2016/02/01

文●編集部


2月1日、都内にて2019年ラグビーワールドカップおよび2020年東京五輪に向けた強化体制と強化ビジョンに関する記者会見が行われた。登壇したのは、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会、坂本典幸専務理事、土田雅人理事、薫田真広特任理事の三氏。

2019年はベスト8、それ以上のベスト4を視野に強化をすすめる・坂本専務理事

坂本典幸専務理事は、「2019年の日本代表は2015年大会以上の結果、ベスト8あるいはベスト4を視野に戦っていかないといけない」と話し、今回担当理事に任命した土田雅人氏について以下のようにその理由を明かした。「土田さんはご存知のとおり日本選手権でも3回優勝し、日本代表のアシスタントコーチも努めました。また彼がいま企業のトップとして活躍をし、代表強化を知り尽くしている。またトップリーグの各企業とも連携がとれ、トップリーグを世界基準にもっていってくれる。また日本代表も導いてくれるということで担当理事になっていただきました。」

 

「エディー・ジョーンズが残した3つのこと、これは継承して新たなチームをつくりたい」土田雅人・強化担当理事

「久しぶりにラグビーの世界に戻ってきました。2019年のワールドカップでは日本代表の目標はベスト8以上、ベスト4を狙っていけるように全力で取り組む覚悟です。この話をいただいて、昨年の6月よりエディー・ジョーンズ前日本代表監督とも話しをしました。エディーは3つのことを残してくれました。1つは、どんな相手でも勝つ、マインドセットを行った。彼はどんな相手でも勝つんだということを4年間言い続けてきました。そして、そういうチームになりました。これは是非残したい。もう一つは、勝つための周到な準備、選手も準備をしてきました。3つ目は日本人がもっている規律とハードワーク、これは世界に勝つために重要な要素であることは変わりません。これを継承して新たなチームを作っていきたい」

また気になる日本代表の活動については、「今シーズンからサンウルブズのスーパーラグビー参戦がはじまるため、代表としての活動日数はこれまで120日くらいだったものが50日くらいに減るだろうと考えています。しかしながら、ティア1に匹敵するトップレベルの試合が15試合に増えると思っています。2016年ではスーパーラグビーが15試合、スコットランド2試合、ウェールズ1試合と現在決まっているだけで最低18試合のトップレベルの試合ができます。」とした。

 

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