2017年5月29日、都内で行われた「リポビタンDチャレンジカップ2017」に参加する日本代表メンバー33名が発表された。これまで、一貫性をもって代表強化を取り組んできたジェイミー・ジョセフヘッドコーチにとって、この大会はここまでの強化の結果と、現時点での日本の実力、さらにトップレベルのテストマッチを経験させることで見えてくる2019年への成長とあらゆる面で注目される。
世界に類のない代表強化。その成果は…
PRC(パシフィックラグビーチャンピオンシップ)、NDS(ナショナルデベロップメントスコッド)、ARC(アジアラグビーチャンピオンシップ)、そしてスーパーラグビーの活動を通じて我々の強化プログラムにいっそう明確性と深みをもたらしたいと思っていました。
もちろん私の仕事の大きな部分は代表チームのコーチの仕事ですが、それに加えて 日本ラグビーにいいラグビープログラムを落とし込んで日本の選手たちを強化することであると日頃から思っています。
ARCでは、次世代の選手達の強化をはかることができました。その一方でサンウルブズにベスト(コンディション)の選手を供給する役割もありました。リコンディションが必要な選手を見て(休ませ)、再びサンウルブズに戻すこともできました。いい例が、サンウルブズのブルズ戦だったと思います。