「本来は60点差で勝利できた」−−エディー・ジャパンとして国内最後の試合も進化の途中 | ラグビージャパン365

「本来は60点差で勝利できた」−−エディー・ジャパンとして国内最後の試合も進化の途中

2015/08/30

文●編集部


8月29日、エディージャパンことラグビー男子日本代表は、9月に開催されるワールドカップイングランド大会にむけた国内最後の強化試合でウルグアイ代表と対戦した。試合は、6トライを奪う猛攻と、粘り強いディフェンスで相手にトライを与えず40−0と大勝した。しかし、指揮官であるジョーンズHCは試合中何度もメインスタンドから大きな声を上げる場面が見られた。常日頃から「ワールドカップでの結果がすべて」というジョーンズHCにとって今日の出来はどう写ったのだろうか。

「ポジティブな面が出た試合」

今週一週間、調整をしていていいパフォーマンスができると思っていました。ですので、メディアに書いてあることは一切信用するな、と言って来ました(笑)。今週の火曜日に、母親から電話がありました。チームが今、大変な時期を迎えているようだけど、試合はどうなるのかと言われました。「新聞に書いてあることは信用するな」と伝えました。

チームは、一丸となって日本ラグビーの歴史を変えようとしています。そして今日は、ワールドカップに出場するウルグアイに40点差で勝利することができました。24年間、ジャパンはワールドカップで勝利をすることができていなかったのです。

しかし、今日の試合からさらにレベルアップしていかなければなりません。今日は、60点差で勝たなければいけません。スクラムは良かった、ラインアウトも。さらに相手を無失点におさえました。そして、今季初めてアタックにリズムがありました。非常にポジティブな面が出た試合だったと思います。

 

――後半にハーフタイムで指示したことはありますか?
ジョーンズHC 前半は少し保守的な部分がありました。もう少し、自信をもって、勇気をもってアタックするように伝えました。今日はもっと悪いコンディションになるかなと思っていましたがそうではありませんでした。

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