ウェールズ第2戦試合登録メンバー発表!リーチ・マイケル「今週の方がいい準備できた」 | ラグビージャパン365

ウェールズ第2戦試合登録メンバー発表!リーチ・マイケル「今週の方がいい準備できた」

2025/07/10

文●編集部


7月10日、ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ2025」ウェールズ代表第2戦の試合登録メンバーを発表した。ハーフ団はフランスから帰国し1試合出場できる齋藤直人が先発しSO李承信と組む。フロントローはPR為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が先発。竹内柊平はリザーブに。さらに第1戦で逆転トライを決めたWTBハラトア・ヴァイレア(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が先発。リザーブには植田和磨(コベルコ神戸スティーラーズ)が入った。第1戦では出場機会がなかったPR木村星南(東芝ブレイブルーパス東京)とHO江良颯(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、サム・グリーン(静岡ブルーレヴズ)が植田と同じく出場すればファーストキャップを獲得する。

ウェールズ第2戦日本代表試合登録メンバー

1 紙森 陽太(1)
2 原田 衛 (11)
3 為房 慶次朗(10)
4 エピネリ・ウルイヴァイティ(7)
5 ワーナー・ディアンズ(22)
6 リーチ マイケル ◎(88)
7 ジャック・コーネルセン (21)
8 マキシ ファウルア (15)
9 齋藤 直人(24)
10 李 承信(19)
11 ハラトア・ヴァイレア(1)
12 中野 将伍(8)
13 ディラン・ライリー(29)
14 石田 吉平(1)
15 中楠 一期(1)
16 江良 颯(0)
17 木村 星南(0)
18 竹内 柊平(14)
19 ワイサケ・ララトゥブア(1)
20 ベン・ガンター(10)
21 藤原 忍(11)
22 サム・グリーン(0)
23 植田 和磨(0)

ラグビー日本代表 エディー・ジョーンズHC

エディー・ジョーンズ

エディー・ジョーンズ


――試合の翌日からおそらく次のゲームに向けて練習を始められた



いくつかの理由がありますが、試合後に移動したため、都合が良かったからです。実は、試合会場に宿泊していたため、翌日に練習することができました。非常に軽い練習でしたが、重要な練習であり、1日早く準備を始めることができました。



――SHを替えたこと、リーチのパフォーマンス



メディアがスターターとフィニッシャーを重要視されることは理解していますし、それはとても正しいです。しかし、私たちにとって重要なのは試合に勝つことです。唯一重要なのは試合に勝つことであり、試合の最初の部分が非常に重要であり、最後の20分も非常に重要になると考えています。

そのため、シーズンを通して好調を維持している藤原のような選手が、土曜日の試合で素晴らしいプレーを見せ、30分頃からフレッシュな状態で試合に臨めることは、私たちにとって大きなアドバンテージです。TK(竹内柊平)も同じです。

私たちは本当にインパクトのあるフィニッシシャーのグループを望んでおり、藤原とTKはその重要な一部です。リーチ選手のパフォーマンスについてですが、私は良い選手と本当に優れた選手を区別する何かがあると思います。


それは、自分の中にある最高のものを追求し続け、勝利への道を探し続ける絶対的な意欲です。そして、リーチは土曜日にそれを示しました。彼はグラウンドから立ち上がり、タックルを決め、チームメイトを助けるために戻り、それは最も影響力のあるリーダーシップの語りです。

それはリッチー・マコウのようなリーダーシップで、先頭に立って他の選手たちがついてくるようなものです。

――FB、WTB、CTBの起用について


松永は明らかに私たちにとって非常に欠かせない選手ですが、繰り返しになりますが、私たちは「次を担う選手」というメンタリティを持っており、イチゴ(中楠一期)がそのポジションにステップアップできると信じています。

彼は似たようなプレースタイルで、足が速く、長距離のキックも得意で、ハイボールにも勇敢に対応できます。そのため、私たちは彼に全幅の信頼を寄せています。


中楠一期

中楠一期


WTBについては、ご存知の通り、マロはウェールズ戦の第1戦で苦戦し、ベンチから出場したヴァイレアが力強く、良いパフォーマンスを見せました。そのため、(ハラトア・)ヴァイレアがチームをより強くしてくれると考えています。

ハラトア・ヴァイレア

ハラトア・ヴァイレア

――この第2テストが持っている意味とどんなエリアで勝ちたいか教えてください



リーチが言ったように、日本はティア1に連勝したことがないので、歴史を作りたい気持ちがあります。

これから私たちは、より激しいプレー、より努力を惜しまないプレー、そしてプレーを確実に実行しなければなりません。

そして、チームとして成長し続け、改善し続けることが重要です。全ての試合は成長するチャンスであり、この試合もまた大きな成長のチャンスだと捉えています。それが私がやりたいことです。より良いパフォーマンスをしたいです。

パフォーマンスを向上させたいです。

――ウェールズでは屋根のあるスタジアムが大好きです。しかし、土曜日は屋根は閉まるのでしょうか?もしそうなら、湿度に関して両チームにはどのような影響があると思いますか?また、今回のツアーのキックオフ時間を考えると、日本は極端な暑さと湿度から恩恵を受けていると思いますか?


ウェールズと対戦する時に「策略」について話すのは皮肉ですね。なので、ここまでにしておきます。イングランドでウェールズと対戦する時、屋根が開くか閉じるか、雨が降るか降らないか、といった事情は、どの国でも同じです。そして、北半球でプレーする時は、誰も暖房を付けません。これが日本の条件です。両チーム同じです。これがラグビーの素晴らしい点の一つで、異なる条件があり、その条件に適応する必要があるからです。

――ファウルア・マキシ選手がNO8で入りました。その意図と期待することを教えてください。



最初の試合ではアマトのパフォーマンスに本当に満足していますが、彼は股関節に軽い傷みがあります。100%のコンディションではないだろうと考えていました。

ルアはキャンプに参加しましたが、不運にもキャンプの初期段階で怪我をしてしまい、コンディションを整えるために本当に頑張りました。そして、リーグワンでの非常に良いシーズンを経て、チームに合流しました。

ファウルア・マキシ

ファウルア・マキシ


クボタでの彼のパフォーマンスを見ればわかりますが、彼は常にチームのトッププレイヤーの一人でした。彼はワークレートが高く、ボールに強く、パワーを持ってボールを運ぶ選手です。彼のボール運びとボールへの存在感は、非常に重要になるでしょう。


――齋藤直人選手のコンディションと評価と次の試合で期待することを教えてください


非常にいいコンディションです。フランスで優勝し自信をつけ、多くの学びを経験し、そして、リーチに次ぐ経験値を持つ選手として、チームに還元し、リーチの負担を軽減してくれています。

齋藤直人

齋藤直人


彼はいつもと同じようにプレーするでしょう。彼は非常に優れたハーフバックで、素早くボールを奪います。パスも安定しています。さらに、強力なキックも武器となり、チームを優位に導いてくれるでしょう。神戸のコンディションは厳しいものになると予想されます。ボールを前に進め続ける必要があります。

リーチ・マイケルキャプテン

リーチ・マイケル

リーチ・マイケル


――この試合は2連勝をかけて戦います。若いチームにとってもちろん勝利も大事ですが、連勝することで得られるものをキャプテンとして感じていることあればお伺いできますか



成長を続けることが大事。このチームは若いので、今までのジャパンで、連続したこともないので、チームとして新しい歴史を作るチャンスだと思います。次の試合は、最初の試合とは違った緊張感があるから、相手よりもさらに激しいラグビーにしたいと思っています。



――非常にチームとして選手としてマインドセット難しい面もあるのかなと想像します。練習の中であるいはオフザフィールドのミーティングや選手との会話の中でどういう言葉を使ったり、どういうことに連中の中で注意をして、次の試合のマインドセットを作っているのかというところを聞かせてください。


結果的に勝ったんですね、前の試合。ただ、ジャパンとしてベストのディフェンスだったかというとそうでもないと思っているので、選手の中でもその同じフィーリング思ってるし、まだまだ自分たちの力出せるなっていう感覚はあるので 、選手の中ではすごくワクワクしてるし、もっと超速ラグビーに挑戦したいし、このティア1に連続で勝つことをすごく楽しみにしていて早く試合したいという気持ちがあります。

――多くの選手がウェールズ戦で自信がついたとコメントしていて、そこは去年と大きく違います。ここまでの準備で、選手の取り組みが変わったとか、態度が変わったとか感じるところがあったら教えてください。


自信ついたのが一つの目的でした。今まですごいハードな練習をやり込んできて、去年いろんなラグビーを試して今回このウエールズ戦で勝つことが重要に感じたので、自分たちのやっていることが正しい、自分たちの準備が正しいという確信ができたので、今週の方がいい準備できたように思うので、試合がすごく楽しみ。

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