エディージャパン、南ア戦前日練習レポート、チャーリー・ローレンス、小林賢太コメント | ラグビージャパン365

エディージャパン、南ア戦前日練習レポート、チャーリー・ローレンス、小林賢太コメント

2025/11/01

文●編集部


2日(日本時間3日)に行われる「リポビタンDツアー2025」南アフリカ代表戦に挑むラグビー日本代表は前日練習を行った。練習後、CTBチャーリー・ローレンス(三菱重工相模原ダイナボアーズ)とPR小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)が取材に応じた。

チャーリー・ローレンス(左)、小林賢太(右)

チャーリー・ローレンス(左)、小林賢太(右)


――南アフリカにどう戦う?

チャーリー 彼らの強みは大きなFW、ラインアウトなどのフィジカルで、BKは高いスキルがあり、キックを多用してくる。それに対してフィジカルで対抗したい。賢く戦術を持って戦う。しっかり、対策はもっています

――初キャップから成長している感触はある?

チャーリー 特にディフェンスが強化されていると思います。それはギャリー・ゴールドが落とし込んだシステムに選手たちがフィットして遂行できている。世界からみてもアタックが得意なチームと思われているがディフェンス面でも見せていきたい

小林賢太

小林賢太


――南アフリカのスクラムにどう対抗したい。対面は初キャップです

小林 FWのパックを強みとしていて、スクラムで特にジャパンにプレッシャーをかけてくる。我々の強みは低さ、まとまりで相手に対抗していきたい。

(対面に関しては)試合の映像は南アフリカのリーグの映像から分析できていないが、機動力あるし、サイズを活かしたスクラムを組んでいる。相手がどうこう低さを活かして組みたい。

(相手は)ヒットのインパクトでジャパンのコネクション崩してくる。スクラムは基本的に止まって始まるが、ヒットスルーしてくるようなイメージがあるので、しっかりそこに自分たちのセットアップと相手の高さつけいるようなスクラムを組みたい。

チャーリー・ローレンス

チャーリー・ローレンス


――インターナショナルのCTBとして 小さい方だと思いますが支えているものは?

チャーリー 高校の時から比較的小さいセンターとしてやってきたが、あくまでもマインドセットだと思います。ディフェンスだと、テクニック、タイミング、
アタックだとフットワーク、キックのスペースを見極めることだが、それらをすべて支えるのはマインドセットです。

(ラグビーのスキルでは)ディフェンスで相手がどうしてくるか読む力が長けていると思います。相手のボディシェイプによって、ラッシュしてくるのか待ち気味なのか、スキャンしてタイミング合わせるのが長けているかな。

佐藤健次

佐藤健次


――ウェンブリースタジアムの芝生の感覚は?

小林 非常に大きなスタジアムで、グラウンドに関して、イギリスはもっと滑る印象だったが、今日、実際にスクラム組んだ。スパイクのポイントは今日の感覚で変える人もいるかもしれないが、個人的に良い感覚です。

――HO佐藤が初先発です

小林 久しぶりに同じタイミングで試合に出るということで、コネクションのところをTKさんと意識して、インディビジュアルでもフォーカスしてやってきた。3人で良い感覚でできたので、自信を持ってプレーできるかな。


――相手のCTBデアレエンデが注目選手としてローレンスを挙げていましたが・・・

チャーリー デアレエンデは何度か(リーグワンで)対戦しています。強いボールキャリーで、フットワークもためて使ってくるし、レッグドライブも強力なので、しっかり下に入ったり、チョップしたり、バインドして話さないタックルが必要。あとライリーがワイルドナイツで一緒にやっているので弱点を聞きたいと思います。

小林賢太

小林賢太


――南アフリカのラインアウトも強いですが、どう対応したい?

小林 非常にでかいLOの選手がいる野で、アタックとディフェンスの両方プレッシャーかけてくると思うので、日本としては日本のテンポではやくセットしてボール獲得したい。相手の強みであることにかわりないので自分たちのLO、バックローがプレッシャーをかけようと分析している。あとは自分たちのディフェンスシステムを信じて遂行するだけかなと思います。

エディー・ジョーンズHC

エディー・ジョーンズHC


――エディーさんが新たな歴史を作りたいと話をしていたが、今の心境は

小林 南アフリカと試合ができることは、相手のメンバーを見ても素晴らしい選手をそろえて、日本代表に向かってくる。相手へのリスペクトと、自分たちもしっかりリスペクトに対して、歴史を変えることができるチャンスがあると選手自身も認識しているので、最初のキックオフから自分たちから仕掛ける姿勢を80分間やり続けることが、自分たちが得たい結果を得るためには必要になってくるかなと思います。

――ワラビーズ戦、タックル回数は20回を超えていました。ワークレートは意識している?

小林 今シーズン、日本代表に選出されたときに、ボールを持っていない時のワークレートも増やさないといけないとエディーさんから改善点から挙げていただいた。しっかりそこに対して取り組んだ結果が、前回の試合はタックル回数に出たのかな。ボール持っていないときのワークレートは特に意識してやってきました。

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