21日、ラグビー日本代表は「アサヒスーパードライ・パシフィック・ネーションズカップ2024」決勝でフィジー代表に挑んだが、世界ランキング10位の相手に力の差を見せつけられ敗れた。試合後の会見でエディー・ジョーンズHCは「試合で(フィジーよりも)自分たちが優れていた部分は一つもなかった」と完敗を認め、改めて「私たちがどれほど目標から遠く離れているかを再認識する良い機会になった。ひたすら努力を続けるしかない」と前を向いた。
エディー・ジョーンズHC
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エディー・ジョーンズ
まず、フィジーにおめでとうと言いたいです。彼らは、タレントを育成するにあたって、ティア1以外のチームにとって素晴らしいお手本だと思います。おそらく、今の選手のほとんどは、スーパーラグビーでフィジアン・ドゥルアとしてプレーした経験があるでしょう。そして彼らはチームに素晴らしい深みと広がりを加えました。そして、彼らは今日、タフなテストマッチラグビーをうまくプレーしました。
私のチームとしては、今日の努力には本当に満足していますが、まだそのレベルには達していません。もっと努力を重ね、必要なレベルに達するまで努力を続けるつもりです。ですから、若い選手たちの努力には本当に満足していますが、現状ではまだ十分ではありません。
ーー後半はサマーシーズンの悪いところが出てしまったように見えました。PNCでは改善されたパフォーマンスを見せていましたが。
まあ、試合で自分たちが優れていた部分はひとつもなかったと思います。セットプレーでも、ブレイクダウンでも、空中戦でも、勝てませんでした。ですから、あなたが言いたいことは100%正しいです。選手たちはその部分では本当に一生懸命やっていますが、今日は十分ではありませんでした。
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ですから、私たちはこれからも努力を続け、2027年には十分なレベルに達しているでしょう。今日という日は、私たちがどれほど目標から遠く離れているかを再認識する良い機会になりました。そして、それはとても辛いことですが、それが真実であり、私たちはただひたすら努力を続けるしかありません。
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李承信