グループリーグ突破するには絶対に負けられないプレッシャーの中、サモアとの真っ向勝負を制したラグビー日本代表。司令塔のSO松田力也はこの試合でもプレースキック1本外すのみで他はすべて成功し、スコアでサモアにプレッシャーをかけた。CTB中村亮土は、フィジカルの強いサモアに対して繰り返しタックルを浴びせ続けた。試合を終わってみると、サモアのタックル数84に対して、ジャパンのタックル数は184。その激しさを数字が物語っている。試合後の2選手のコメントを紹介する。
松田力也
勝ってまず安心しています。(キックは)常に100%(成功)を目指している中で、今日は一本外してしまって本当にそれが決まっていれば、最後あんなタイトな展開にならなかったのでもっともっと精進したい。
――連続成功という記録は途絶えてしまいましたが
全然、もう1本ずつ集中して切り替えてやるだけ。ここから自分のキックを信じてやり続けていきたい。
――先発の流選手が変更
(流)大さん変わるのは大きいですけど、それでも(齋藤)直人も(福田)健太もすごく良い準備してきたので、誰が出ても遜色ないプレーはできたと思っていましたし、みんな一緒に信じてやるだけだと思っていました。
――アルゼンチン戦にむけて
これに勝たないといけない。最後全員で良い準備してベスト8いけるように、力をだしきっていきたい。