今回のツアー4戦連続で先発出場のWTB福岡堅樹。「レギュラーとして出場させてもらっている責任を果たす」とメンタルのギアも一つあがった。最終戦ロシア戦を前に、このツアーでまた果たせていない「トライ」という結果を打ち出せるか。
――ロシア戦にむけての抱負を。
個人としては、今回のテストマッチでキックチェイスからのいい場面を作れていないので、ジャパンの武器として使えるようにもう一度リードできればいいかなと思っています。
ロシアに対しては、基本的な部分で「ジャパンには勝てない」という意識を擦り込みたいので、相手の強みであるフィジカルの部分で簡単にはゲインさせたくない。勝ちというものにこだわっていいイメージ、自分たちにも自信につながる試合にしていきたい。
――ロシアに関しては、映像もみていると思いますし、5年前に戦った選手から話も聞かれていると思います。どんな印象ですか。
一言でいうと「でかい」「フィジカルのあるチーム」。共通認識としてもっています。バックスリーの選手たちも大きいので、スピードの部分でうまく立ち回れば、チャンスメイクができると思います。そういうところを自分たちの武器としてやっていきたい。