ラグビーワールドカップ2023・フランス大会の初戦チリ戦を前に男子日本代表が前日練習を行った。練習後、自身50キャップとなるPR稲垣啓太(埼玉ワイルドナイツ)と怪我により出遅れていたLOワーナー・ディアンズ(ブレイブルーパス東京)の二人が会見に応じた。
――明日の開幕戦が50キャップ目となります
稲垣啓太(以下、稲垣) 50キャップ目がこういうW杯の開幕戦ということはタイミング的に巡り合わせがあるかなと思います。ただ50キャップ目だからといってやるべきことは変わらない。やるべきことをやってチームに貢献したい気持ちが強いです。
――W杯をチームでは「デスゾーン」に例えています。
稲垣 みんな覚悟を決めてここまでやってきたと思います。なかなか結果が振るわず、メンタル的に難しい状況の選手もいたと思いますが、選手全員で乗り越えてきた自信があります。大事なのは自分たちがやってきたことをどれだけ信じられるかに尽きると思います。みんな自信を持っていると思います。最後、グラウンドで100%できるのかできないのか、できるようにやるだけ。
ワーナー・ディアンズ(以下、ワーナー) W杯まで試合に出られなくて、いきなりW杯で試合出るので、自分の仕事ちゃんとやって、デスゾーンとかあまり自分の中で考えなくて、自分のプレーを上手くできるように考えている。
――ケガをして、今までの状況は?