6日、ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ・パシフィックネーションズシリーズ」フィジー代表と対戦し、12-33で敗れ、7月から始まったワールドカップに向けた国内5連戦を1勝4敗で終えた。
チームは1週間レストに入る。最終スコッドは15日に発表され、ワールドカップ本戦前の最後のテストマッチで26日(日本時間では27日)イタリア代表と戦う。
サモア代表戦に続き、この試合でもFLピーター・ラブスカフニがレッドカードが出され14人で戦うことになったジャパン。格上のフィジーを相手に、なかなか敵陣に入ることすらできない状況が続いたが、後半28分、長田智希のビッグゲインからようやく敵陣に入ると、フィジー出身のWTBジョネ・ナイカブラがトライ。
さらに37分、同じくフィジー出身のセミシ・マシレワがトライを決め2トライを返して試合を終えた。
0-28という劣勢の中、14人で疲労もピークになる状況の後半残り10分で取りきったトライは、ジャパンとしての底力と強いメンタルを証明した。結果につながらない部分がもどかしい部分もあるが、ワールドカップ本番まであと1ヶ月。ここでの苦い経験が9月に活かされることに期待したい。
試合を終え、ジェイミー・ジョセフHCが戦いを振り返った。