9月18日(月・祝)、東京都が主催する、2019年9月20日に開幕する「ラグビーワールドカップ2019大会2年前イベント」が行われた。小池百合子都知事、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ、日本代表のCTB立川理道(クボタスピーアズ)、FL松橋周平(リコーブラックラムズ)らが参加し、大会への気運を盛り上げた。
なお東京都調布市にある東京スタジアムでは2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の開幕戦(日本代表戦)が行われることが決まっている。
まず、小池百合子都知事が「ラグビーW杯まで、あと2年です。東京スタジアムで開幕戦があり、12会場をぐるぐる回ります。一人でも多くの人にラグビーの楽しさを感じてもらって、日本中にラグビーのムーブメントが広がって、次の年につながっていければいいなと思います」と挨拶した。
またラグビーW杯の優勝トロフィーである「ウェッブ・エリス・カップ」もお披露目され、小池知事は「本当に光り輝くカップです。日本代表の選手たちの日頃の成果と応援するみなさんのエールがつながって、カップを勝ち取りましょう!」と呼びかけた。
ジョセフHC(ヘッドコーチ)は優勝カップを目の前にして「W杯は選手たちにとってはどうしても出たい大会だと思います。2年後にこの国でW杯が行われることを想像すると本当にワクワクします」とコメントした。
続いて、トークイベントで指揮官はW杯に向けて「パーフェクトな状態を目指しているので、本当にやらないといけないことがたくさんあります。何をしたいかと言われれば、勝ちたいということに尽きます。どうしたら勝てるのか。非常にシンプルで、やれる限りの練習、準備をする。そのためにはファンの応援は欠かせません。多くの人に応援されれば大きな力になると思いますし、私たちはファンが応援したくなるようなラグビーをしたいと思います。
ホームでW杯を行う最大限の利点は、サポーターが側にいることです。その環境を活かしながらフレッシュな気持ちで大会に臨んでいきたい」と力を込めた。