7月5日、エディージャパンことラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ2025」ウェールズ代表戦に24‐19で勝利。2025シーズンの初戦を白星でスタートした。前半リードを許したジャパンだったが、後半、相手の足が止まると一気に攻勢をかけた。
FB中楠一期のトライで5点差とするも、ウェールズも連敗を止めるために反撃。その流れを断ち切ったのはラインアウトでの攻防。ウェールズの好機でスコアさせなかった。逆に、ジャパンは70分、敵陣ゴール前のチャンスでラインアウトを確保しWTBハラトア・ヴァイレアの逆転トライにつなげて見事に逆転勝利を収めた。

ワーナー・ディアンズ
スーパーラグビー、ハリケーンズへの期限付き移籍を発表したLOワーナー・ディアンズの試合後コメントを紹介する。
LOワーナー・ディアンズ

――勝利は
気持ちいいですね!
――ラインアウトディフェンス良かった
良かったですね。前半プレッシャーかけて、後半、相手のオプションを減らすというか、自分たちがいるところに相手が投げてくるようにした。プラン通り。
――伊藤(鐘史)コーチに何を言われた?
自分たちのアタックはスピードで、ディフェンスで相手にプレッシャーをかけて良いボールでプレーさせないようにした。相手はラインアウトが強みだし、モールもいろんなバリエーションがあった。今日の試合を見て、来週に向けてプランを作っていきたい。
――逆転トライのラインアウトは跳ばないでモール形成した
相手のディフェンスの仕方によって。準備したサインプレーです。(トライ後)まだ時間があったので、キックオフとってイグジットに集中していました
――暑さは
暑すぎです! 結構暑かった。(ハーフタイム)みんなアイスバスに入ったり、氷をつかって体を冷やした。20分あって、長めのハーフタイムだったのでリカバリーした。

――(世界ランクが)上位チームに勝ったのはどういう意味
相手が上とか下とか関係なく、テストマッチはテストマッチなので、毎試合大事と考えている。(ウェールズ代表に勝ったのは)チームにとっては大きいが、テストマッチに勝った。勝ったら嬉しい、負けたら悔しい感じになる。
――ディフェンスでプレッシャーをかけたが
後半はちょっと疲れ過ぎてできなかった。前半、特に意識してやって良かった。チームが一体となってやった。前半は点数は負けていたが、気持ち的にはアンラッキーなトライだった。ハーフタイムのミーティングでいけると思って、メンタル的に頑張った。

ワーナーとエピネリがチョークディフェンス
――スーパーラグビーに行こうと思った気持ちは?
ちょっと難しいですね。前から海外に行くと決まっていて、どこに行くか決まっていない中、2連覇した。気持ちはもうちょっと東芝にいて3連覇、4連覇したいと思ったが、キャリアを考えると、自分がむこうにいって違うプレースタイルを経験して成長できるかなと思った。

それは自分のキャリアにとって大切だし、目標として日本一だけでなく、世界一のLOになるというのがあるので、世界一のLOになるために他のところでチャレンジしていかないといけない。このタイミングが一番良いかなと思った。
――なぜ地元のハリケーンズに?
スーパーラグビーを決めて、全チームというか、いろんなチームと話して、どこが合うのかと考えて、生まれたところなので、ちょっとコネクションあるという感じで(ハリケーンズにした)