ワールドカップ初登場なるか―SO李承信「心のそこから悔しい気持ちだった」 | ラグビージャパン365

ワールドカップ初登場なるか―SO李承信「心のそこから悔しい気持ちだった」

2023/09/27

文●編集部


27日、ラグビー日本代表はサモア戦の前日練習(キャプテンズラン)を行った。プレーオフ進出するために負けられない試合。ここまで出場機会がなかったSO李承信、3試合連続リザーブからの出場となるSH齋藤直人が会見に応じた。

――サモア代表について


齋藤直人(以下、齋藤) サモア代表はフィジカルのところを前面に出して戦ってくるチームだと思うので、そこに対してゲームコントロールしてプレッシャーを軽減できるか、チャンスを逃さずアタックを出し切れるかが大事だと思います。練習や試合を重ねるにつれて、全員、チャンスに入ったときの見極め方、スイッチがだいぶ良くなってきていると思います。W杯に入ってからコンテストキックが増えて、イーブンボールを獲得したとき、全員がスイッチを入れて攻撃に切り替えていることはすごく良くなっている印象です。


――やっとW杯で出番がまわってきました


李承信(以下、李) 自分が日本代表に入ってから、メンバー外になることはあまりなくて(W杯で2試合出場できず)心の底から悔しい気持ちでした。メンバー外の気持ちを痛感しました。今回、メンバーに入って、メンバー外の人も祝福してくれた。(メンバー外で)最初に言ってくれたのは垣永さんですね。メンバー外は試合前のきついメニューがあるのですが、切磋琢磨しながら頑張ってきたので、試合ではそれ以上に走ってくれと言われて嬉しかったですね。

李承信

李承信



チームとして一つになってきたし、自分も責任を感じている。W杯2試合出場できなかったが、ジェイミーやメンタルコーチとキャッチアップして、モチベーションもメンタル的にいい状態なので試合ができるのがワクワクしています。(ジェイミーやガルブレイスコーチに)W杯前から、国内の試合もイタリア戦も勝たないといけないというプレッシャーを自分にかけてしまって、自信を持ってプレーできなくなっていて、ジェイミーもそれを感じてたくさん話したが、まずは1週間かけて、試合にかけてメンタルのプロセスについて話した。

そのために、

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