ラグビー日本代表が10日から宮崎合宿で強化を再開。8月25日(日本時間26日)から行われるパシフィックネーションズカップ2024、カナダ代表戦に向けた準備と2023年ワールドカップ以降、メンバーが大きく入れ替わり2027年のワールドカップ本番に向け新チームの強化を進めている。今回の代表合宿で初招集となったHO松岡賢太(コベルコ神戸スティーラーズ)、U20代表でのパフォーマンスを評価され招集された、WTB海老澤琥珀(明治大学)、SH村田大和(京都産業大)、さらにオリンピックスコッドとして出場し、トレーニングスコッドとして招集されたWTB植田和磨(近畿大)が練習後取材に応じた。
初の代表合宿招集のHO松岡(神戸スティーラーズ)
――菅平キャンプにも参加していましたが、初の代表合宿になりました
菅平から落ちてめっちゃ悔しかったですね。自分はアピールできたかなと思ったのですが、シーズン通して見ていると言われた。エディーさんに外国人と戦うために身体のところで体重、フィジカルレベルを上げてほしい、あと良いときと悪いときがあるので一貫性のあるラインアウトに取り組んでほしいと言われましたね。その後、呼ばれるかどうかわからないが、モチベーションを保ち続けるのは難しいところはあったのですが、ジャパンの試合を見て、ここでやりたいと思って自分を鼓舞してトレーニングを続けていました。
――率直に初の代表合宿に参加しての気持ちは?
桜のエンブレムのついたジャージーを着るのが目標だったので、そのチャンスが来たと思って(合宿に呼ばれて)嬉しかった。練習しに行くのではなく試合に出るという気持ちでやろうと思いました。坂手さんは経験がありますし、2つ下の(原田)衛もテストマッチに出て経験を積んでいて、すごいなと思うが負けられないと思っている。自分が下というメンタルではいけないので、自分も戦えると思ってチャレンジしたい。
――前回のキャンペーンではHO佐藤健次が菅平合宿から日本代表に呼ばれました
やっぱり大学生なので、僕は社会人で、神戸でプロでやっているので悔しかったですが、健次もいいものもっているし将来性があった。即戦力というところでまだ足りなかったのかな。そこが自分の中でもっと頑張ろうと思えたところでした。