代表復帰、姫野和樹「誰にも負けないをテーマにしている」頼れる男はエディージャパンでも健在 | ラグビージャパン365

代表復帰、姫野和樹「誰にも負けないをテーマにしている」頼れる男はエディージャパンでも健在

2024/10/20

文●編集部


肘の怪我により代表活動から離れていた姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)がエディージャパンに招集された。2023年ワールドカップで日本代表キャプテンとして戦った姫野課されたリーダーシップはチーム合流してから一週間にも満たないがしっかりと若いメンバーに対してポジティブに発揮されていた。


(春と夏は)肘の出術をして久しぶりの日本代表で、久しぶりの実戦だったので、ただただ楽しかった!


――初対面の人が多かった


ほぼほぼ初対面でした。若い選手が多くて、つい最近まで代表は自分が後輩で先輩がたくさんいて、それが普通だったが、今回、初めて合流して、チームのフレッシュさを肌で感じていて、自分が与えられた役割、責任は大きなものがあるのかなと思う。


――エディー・ジョーンズHCもリーダーシップを求めています


チームを引っ張っていくのは強みだし、エディーさんもそこを求めていると思うので、合流してまだ1週間ですが、自分の持てるリーダーシップを出しつつ、ベストな選手、人間であり続けるような努力をしていきたい。


――レギュラー争いも激しくなってきている


僕自身、負けないということをテーマにしてやっている。誰に対しても負けない。歳をとってしまうと、あぐらをかいてしまって、競争力が落ちてしまうので、負けないという競争力をあおりながら、それがチームの良い競争力につなげられればいいなと思います。


――オールブラックスに勝利するためには


まずは超速ラグビーを理解して、実戦していく。頭の中では理解しているが、やっている回数がみんなとは違うので、努力して、練習も残って、実戦していくことにフォーカスしていきたい。


――過去の対戦成績は0勝7敗です


オールブラックスに勝つと歴史的瞬間になると思う。一昨年やりましたが 1トライ差ほどの差で負けましたが、日本代表もそのレベルまで来ている。オールブラックスに勝つのも夢じゃないと僕も感じていますし、必ず勝ちたい思いをみんな持っているし、勝ちたい思いが原動力になっていると思います。


――エディージャパンに入ってグラウンドの中の変化は?


もちろんラグビー自体のディテールは変わっていますが、得意としている分野、ストロングポイントを活かしながらラグビーをしていくのは、これまでとも変わらないと感じています。良い意味でエディーさんが引き継ぎながらイノベーションして、エディー流に改良していると感じている。方向性は間違っていないと思っています。僕らはスキル、スピード、そしてそれに頭、考える判断、身体を動かす速さを追求していくのが僕らが目指す方向性なのかな。


――姫野さんのプレーも変わらない?


変わらないと思います。ブレイクダウン周りの運動量、タックル、ボールキャリー(が強み)だと思うので、自分の能力を100%出し切るのが自分の仕事だと思います。


――今秋の4試合の目標は?


全部勝ちたいですね。良い機会になると思うし、対戦相手も素晴らしく、自分たちにとっても素晴らしいチャレンジになるので、超速ラグビーを毎試合120%出すことが勝つためにも重要になってくる。

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