26日、ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ2024」オールブラックスに挑んだが19-64で力負けを喫した。ワールドカップ2023を経験している若きチームの中で、経験値の高いHO坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)と、ワールドカップ以来の代表ジャージを着てプレーをしたFL姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)はこの試合を終えてどう感じたのか。
HO坂手淳史
――前半の最初手応えあったと思うが、徐々に点差が離れてしまった
前半の20分はアタックする時間が長くて、セットからデザインされたトライも取れた。敵陣でアタックできていたが、20分過ぎてからディフェンスの時間が長くなって食い込まれてダブルタックルできずゲインされた。セットからのアタックは、大きくゲインされたシーンもあった。ディフェンスの課題が出た試合だった。
試合を20分で割ったときに20分からの40分までの失点が多いゲームだったので、もう一度、見直したい。選手間ではディフェンスの幅、タックルなど話しているので、次の試合で出していければと思います。
――欧州遠征に向けた課題は?
練習でできることしかゲームでできないので、試合につなげていきたい。選手でもっと話していきたい。コーチ陣のプランもあるが、どう練習に落とし込んでいくのかは自分たち次第。もっとコミュニケーションを取ってやっていきたい。
FL姫野和樹
この場所に戻ってこられて個人的には嬉しく思っていますが、今日の結果は残念な気持ちでいっぱいです。(オールブラックスは)すごいレベルが高いチームだし、世界1,2を争うチームなので、チャレンジでしたが、自分たちのいる現在地がわかったんじゃないかなと思います。
――コンディションは
まだまだフィットできると思いますし、3~4ヶ月ゲームしていなかったので、もっともっとコンディションを上げていきたいと思います。
――日本代表は
若い選手が多くて、まだまだ経験足りない部分もあるが、良いメンバーもいるので、今回の試合を通して学び、成長していくことが必要だと思います。
――6万人が入りました。
6万人の前でプレーするのは特別だと思うし、ファンの期待に応えたかった。苦しい時間も後押ししていただき感謝しています。
――欧州遠征に向けて
今日の試合で課題が出たので、一つ一つ潰してのが大事。今回の試合、失敗からどう学んでいくか、次の行動が大事になってくる。現在の立ち位置を確認して、今後の試合に活かしていきたい。
――課題を一つ上げるとしたら
ディフェンスは改善しないといけない。