グループステージ突破のために絶対に負けられないサモア戦に勝利したラグビー日本代表。前半36分、HO堀江翔太が相手の選手との出会い頭で顔同士で衝突。バンカーシステムでイエローカードが出された場面は、最悪の事態も想定された。今大会特に厳しくなっている部分で、日本代表は8月に札幌で行われたサモアとのテストマッチでも、リーチ・マイケルにレッドカードが出され14人での戦いを強いられた。堀江のこのプレーはレッドとなるのか、それともイエローになるのか・・・。判定はイエローだった。最悪の事態は免れた。14人となったジャパンはその後1トライを許すも、14人で粘り強くプレーをした。堀江が戻ってきたのは47分。その直後、NO8姫野和樹のトライにつながった。
ジェイミー・ジョセフHCは「ワイルドナイツとは違う役割。経験豊富な選手が必要なら激しさになれるまでにもっと時間が必要。イングランド戦でもそうだったように、時間が経てば、彼は我々にとって重要な選手であることを証明してくれる」とその起用方法にも言及している。
大一番となるアルゼンチン戦について堀江は「しっかり自分たちがどういうふうにすれば、もっと良くなるかというところを見直して次の試合に臨みたい」と話した。
――絶対に落とせない大一番で勝利を手にしました。今の気持ちは
嬉しいです。しっかり準備してきたことが、ゲームに出たので、次のゲームに向けて頑張りたいと思います。
――最後までどうなるかわからない試合展開でした
やばかったですね。もうベンチからもヒヤヒヤしながらみていたんで、最後までリザーブも含め、ゲーム出ているメンバーが体張り続けたんで、本当に勝ててよかったです。